株道楽さんのブログ
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勤労感謝の思い出
幼い頃、幼稚園の先生に連れられて近くの消防署に行き
感謝の花束を贈ったことがありました。
そのあと少し離れた神社まで歩き、園児たちと戯れたように思います。
境内に銀杏の黄色い葉が風に吹かれて舞い落ちていました。
初めて銀杏の木を見たのはこの時です。
住んでいたのは都会の片隅、焼け跡の原っぱみたいな空地はありましたが、
自然の乏しいところでした。
明るく晴れた陽だまりの頬をなでる秋風の感触はついこの前のようです。
あれから70年近くの時が流れ、幼き日々の温もりが幻燈のように
小春日和の青い空の記憶とともに心によみがえります。
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