堅実さんのブログ
米の政策を考える(6.10.29)9時51分
今年の、米騒動を考える。この夏、本当に米不足だったのかと疑う。これは、JA(農協)という商社が、仕掛けたのではと、個人的には思っている。JAという一つの商社の利益の為に、わざと、嘘のニュースを流す。
ネット社会である。あっというまに広がる。それでも、落ち着いていればよいのだが、ここは大衆心理である。大衆は不安になって、米の買いだめが起こる。本当に品薄になる。価格は上がる。
農林水産省は、備蓄米は、放出しないという。これでは、何のための備蓄米なのかと思う。尤も、放出しなくても、米は十分あったのだから問題は無いのだが。それとこの備蓄米は、捨てると聞く。それでは、何のための備蓄米なのか。こういう時に、放出するのが、備蓄米ではないのか。これが本当なら、減反政策は、失敗である。
我が家では、その時米は買わなかった。新米が出てから買った。しかし、米の価格は下がらず。ここでは、需給関係が、通用していない。しばらくの間、買いだめした家は、古い米を食べればよいが。
以下に、日経新聞、10月25日(金)大機小機からです。
1 農業は他国でも、保護されているが、それは、農家への財政支援によるものである。
日本の様に、飼料米に膨大な補助金をつぎ込み、食用米の生産を抑制して価格を釣る上げ、消費者の多くの負担を課している国は少ない。
2 これは、減反政策は、誤りであることを示す。
3 減反の目標量は、増えており、生産が見込より減ると。米不足になる。
4 米価格の上昇は、貧困世帯にとって、大きな負担となる。
5 JAグループが米の減反で、高価格を維持し、収入を確保するためだ。
6 米の生産抑制を止め、農家に作りたいだけ米を作ってもらって、価格の低下による損失は、財政で直接補助する。すると米不足は解消する。米生産は、大幅に拡大し雇用需要も増える。
7 減反政策を廃止し、余った米は輸出に回す。すると食料自給率は、上がる。
さらに、考察すると、減反政策は、農家の支援ではなく、JAというひとつの商社の利益のために、減反政策をやっていることが分る。
政府は一つの商社のために国民には嘘を言い続けてきた。これは、農林水産省のJAへの天下りが原因でもある。
JA(商社)の利益の為に、国民全体が損をしている。それならば、JA(商社)は不要ということになる。
減反政策は、廃止する。
そして、事実上、廃止となった大阪の米の取引所を再開し、米の価格は、ここで決める。農家は、ここへ米を売りに出す。
農家への援助は、政府が、あらかじめ今年の政府の農家への予定価格は、この価格と決めておき、農家の米市場への価格と、政府の予定価格との差額を農家に支払う。
こうすれば、米の消費者は、安く米を買えるのである。農家にとっては、政府の今年の価格が、幾らと決めてあるので、その差額を農家に支払えばよいのである。
食料自給率は、当然であるが、上がってくる。
余った米は、輸出すればよい。
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kouboudaisiさん2024/10/29 10:32いつも大変お世話になっております。おっしゃる事はごもっともです。7 減反政策を廃止し、余った米は輸出に回す。すると食料自給率は、上がる。しかしながら、日本の高い米に価格競争力はあるのでしょうか?
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堅実さん2024/10/29 10:41kouboudaisi さんへ「おっしゃる事はごもっともです。7 減反政策を廃止し、余った米は輸出に回す。すると食料自給率は、上がる。しかしながら、日本の高い米に価格競争力はあるのでしょうか?」輸出して価格競争力が、ないのなら、貧しい国に、食料援助として、無料で送れば、喜ばれます。そのくらいの、力は日本には、あります。そして、日本は良い国という、好印象をうけます。これほど、よいことは、ないのです。JAという、ひとつだけの会社のために、国民が大きな損をしている。こんな事は、もう止めるべきです。これで、今まで、分らなかったことが、一気に、分かりました。JAへの農林水産書の天下りが原因です。たった、一つの会社の利益のために、これほど、国民が損をしている例は無いのでわと、思います。
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ちこ姉さん2024/10/29 11:33堅実さん米どころ秋田でも お米が無くて困ったと言ってる人が多かったです。サウナ友達とかの話ですが・・・。中高生の男の子の家では コメは力が付くから どうしても要るっていうことですね~。しかし 3~4割の人たちは 知合いの米農家さんから 30㎏玄米で買ってる人が多くいます。新米いくらで買ったか 話し合ってましたから・・・。あきたこまち30kgが 7000円から9900円位。玄米です。人それぞれの価格です。ちなみに スーパーでは10kg入り白米6800円~8900円かなぁ~?ちょっと 細かい数字を忘れたけれど・・・。飽きなく食べて美味しいお米は 安い気もします。塩結びで食べると 美味しさが わかりますよね~。わが家は まだ残ってる 去年のを食べてます。一年分 お願いしてるから、安心ですね~。新米も食べましたよ~。
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堅実さん2024/10/29 13:31ちこ姉 さんへ久ぶりに、よいブログが、書けました。JA(農協)という、一つの商社のために、数十年の間、国民は、騙され続け、そして高い米を、これも、数十年の間、買わされていたのです。「米どころ秋田でも お米が無くて困ったと言ってる人が多かったです。サウナ友達とかの話ですが・・・。中高生の男の子の家では コメは力が付くから どうしても要るっていうことですね~。」今の農家は、米を作らず、野菜中心で、これを青果市場に出し、米は、買っている農家が、多いです。わたしの、生まれた村でも、こんな農家が多いです。「しかし 3~4割の人たちは 知合いの米農家さんから 30㎏玄米で買ってる人が多くいます。新米いくらで買ったか 話し合ってましたから・・・。あきたこまち30kgが 7000円から9900円位。玄米です。人それぞれの価格です。」私の、知っているのは、米農家は一つの袋が、60キログラムの米を、紙の袋に入れて、それを、出しております。「ちなみに スーパーでは10kg入り白米6800円~8900円かなぁ~?ちょっと 細かい数字を忘れたけれど・・・。飽きなく食べて美味しいお米は 安い気もします。塩結びで食べると 美味しさが わかりますよね~。 」これも、ブログに書きましたが、ブログの案ですと、米の価格は、3分の一か2分の一を下回るところになるのでは。いかに、消費者は、高い米を買っているのかと、思います。特に、貧困家庭では、困ります。「わが家は まだ残ってる 去年のを食べてます。一年分 お願いしてるから、安心ですね~。新米も食べましたよ~。」残りものを無くすためにも、まず、昨年の米から、食べましょう。世界では、その日の食べ物に、困っている人がたくさん、おります。特に、アフリカの内戦のある国では、その日の食べ物にさえ、食べられるかどうかの状態です。
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ひでたろう12さん2024/10/29 15:59こんにちは コメ問題色々ありそうですね。1.今年のコメの状況⓵米が不作、生育の遅れで収穫が遅れ需要に追い付かない②価格が高いままで下がらない、安いコメがどこにも売ってない。③農水省は、待てばコメは供給されるからと何も対策しない。備蓄米も出さない。④今年度米を先食いしたら来年も米不足?米が足りなくても輸入もしない、国民の不安にも知らんぷり。2.原因と実情⓵コメは不作ではなさそう、例年より遅れたが充足されている。②それにもかかわらず米が昨年より1.5倍以上の高値を維持し、安いコメはスーパーでも売っていない。③農家が出し渋りをしたとは思えない。④肥料など高騰した要因もあるが、野菜類はそれほど高騰していない。⑤北海道のコメが不作ではないのに高値が続く。3.結論⓵農協が農家とつるんで政策的に高値を作り出した。②農水省は、農家保護と選挙対策でコメの備蓄米を出さない。価格を意図的に高値維持を図っている。③国民の買いだめ、不要な備蓄との情報を流して、責任を庶民に転換してる。④日本の高いコメを海外が買うだろうか?一部の金持ちと高級日本料理店ぐらいでっ需要は少ないでしょう。⑤美味しくて高いコメを作る指導をされた農家は、狭い高地で安いコメを作るだろうか?北海道のような大規模農場なら可能でしょうけど、這いつくばったような畑では、人件費もかかるし少量生産にならざるを得ない。⑥基本的に農業政策を転換する時が来たと思います。有事の際に、武器や弾薬も心細いのに、コメが足りると思ってるのか。今どき世界で小麦の生産管理を国がやってるところがありますか?自由化を進め農協と農林省の独裁をやめないと来年も同じことが起きるでしょう。
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堅実さん2024/10/29 21:27ひでたろう12 さんへ「⓵農協が農家とつるんで政策的に高値を作り出した。」ここは、農家は無関係です。私の、生家では、農家ですが、こんな事はできません。農協と農林水産省が、結託したのです。何のためか。それは、農協の利益を優先するためです。これは、ブログに書いてあります。「②農水省は、農家保護と選挙対策でコメの備蓄米を出さない。価格を意図的に高値維持を図っている。」これも、間違いでは。農水省は商社である農協と結託して、価格を高くしている。新米が出てきても、米の価格を下げないのは、これが、最大の理由です。「③国民の買いだめ、不要な備蓄との情報を流して、責任を庶民に転換してる。」これは、庶民の不安をあおり、買いだめをさせた。そのため、ここから米不足が生じた。ここで、備蓄米を放出しないのなら、備蓄米は不要ということになります。「④日本の高いコメを海外が買うだろうか?一部の金持ちと高級日本料理店ぐらいでっ需要は少ないでしょう。」これは、それならば、食料の足りない国に、無償で援助したらどうかと、思います。これなら、日本は良い国と、好印象を、持ちます。こんな素晴らしい、外交は無いです。「⑤美味しくて高いコメを作る指導をされた農家は、狭い高地で安いコメを作るだろうか?北海道のような大規模農場なら可能でしょうけど、這いつくばったような畑では、人件費もかかるし少量生産にならざるを得ない。」ここは、ブログにも、書いてあります。大阪の米市場を再開するのです。その時に、あらかじめ、米農家には、今年の政府の米価格は、いくらと公表するのです。農家の売った価格と政府の価格の差額を農家に、直接、補償するのです。ここには、商社である農協は、必要ないのです。「⑥基本的に農業政策を転換する時が来たと思います。有事の際に、武器や弾薬も心細いのに、コメが足りると思ってるのか。今どき世界で小麦の生産管理を国がやってるところがありますか?自由化を進め農協と農林省の独裁をやめないと来年も同じことが起きるでしょう。」これは、そう思います。農業政策の転換です。農協と農林水産省の、天下りがあるから、こうなるのです。農林水産省は、農協のために、備蓄米を、放出しないのです。農家のためでは、ないのです。わたしの、ブログですと、米農家は、安心して米を作ることができます。政府の米価格が決まっているので、零細農家が、高い米を作っても、政府の米価格が、それ以上なら、安心して、米を作れます。政府の予定している米価格は、都会のサラリーマンの平均収入と、同じになるように、高く設定するのです。米農家の働く意欲が出てきます。そして、休耕田は、少なくなります。田舎に人が戻ってきます。直接、農家を保護するのです。ここには、農協(商社)は、全く不用になります。食料自給率は、当然、上がります。米だけで言えば、自給率、200から300パーセントになるのでは。有事の時には、安心です。これは、今まで、数十年考えていたことが、一気に、解決する方法です。やっと、たどり着けました。