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流動性の低い金融商品
サブプライム問題の原因として、流動性の問題が大きく取り上げられています。
サブプライムローンを債券として市場商品化して流通させたが、一旦問題視されると、誰もその債券を買わない現象が起きています。債券を持っている者としては売りたくても売れないわけで、売れないのなら資産価値ゼロ、と言われても仕方のない状況に追い込まれています。
金融のプロの方が、どうして流動性という最も基本的な罠にはまってしまったのでしょうか。
私たちが投資する際にも、流動性の低い金融商品はたくさんありますので、注意が必要だと思います。
要注意商品としては、以下が代表的でしょうか。
・売買高の少ない株式
私のPICKSしているカネソウなどは、まさに代表的
・市場自体が小さい商品
ベトナム株式やニュージーランド国債など
・一定期間換金できない商品
解約不可の定期預金、クローズ期間のあるファンドなど
・換金、解約すると不利になるもの
変額保険、年金積み立てなど
これらの商品は買ってはいけない、というわけではありませんが、流動性が低いリスクを踏まえて購入の検討が必要だと思います。
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流動性は、意外と気にしていない人が多いのではないかと気になりました。
ご指摘の通り、問題が表面化しないとどれくらいリスクが大きいか分からないのが難しいですね。
リスクをどれぐらい認識できるか
…私自身、再考がひつようです。(^^;)