投資歴20年のmasaさんのブログ
警戒感ある中でも海外勢の買いと空売りの買い戻しで続伸
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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1月6日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、153円高の25973円で取引終了。
前場は小安く寄り付いた後に右肩上がり。後場は高値圏で揉み合いました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5008億円、出来高は10億7351万株。
値上がり銘柄数は1054、値下がり銘柄数は696、変わらずは88銘柄でした。
〇業種別ランキング
17業種が上昇、16業種が下落
上昇率の高い順
海運、鉱業、非鉄金属、電気機器、精密機器
下落率の高い順
不動産、保険、電気・ガス、その他金融、その他製品
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は119、値下がり銘柄数は102、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
川崎汽船 4.4%高
太陽誘電 4.3%高
住友金属鉱山 3.6%高
第一三共 3.5%高
商船三井 3.2%高
下落率の高い順
サイバーエージェント 2.6%安
三菱地所 2.1%安
東京海上HD 2.0%安
東宝 1.8%安
東京建物 1.6%安
〇米国株による影響
(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)
ダウ平均 1.02%安
ナスダック 1.47%安
S&P500指数 1.16%安
3指数揃っての大幅反落は、日本株にマイナス材料。
また、ダウ平均はボックス相場の中で推移しているとはいえ、大幅安で33000ドルを割り込んでいます。この為、ボックス相場下放れ(経験則では弱含み)に対する警戒感もマイナス材料。
鉱業、石油・石炭にプラス材料
暴落していた原油価格が反発。これが好感され、多くの業種が売られる中でエネルギー関連株は上昇。ダウ構成銘柄ではシェブロンが上昇率トップ、11業種のうちエネルギーだけが上昇しました。この展開は、日本の鉱業、石油・石炭にプラス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.64%高
ドイツ(DAX) 0.38%安
フランス(CAC) 0.22%安
イギリスは堅調、ドイツとフランスは安くスタートした後に戻しましたが、引けにかけて売り込まれて小幅安。この程度だと日本株への影響は限定的。
〇為替相場による影響
133円半ばから134円台へ。連日の円安で、年末年始の急激な円高を全て取り戻しています。この展開は株式相場にプラス材料。
〇嬉しい誤算
米雇用統計に対する警戒感で下落を予想。
週間新規失業保険申請件数とADP雇用統計を受けて、利上げ長期化懸念が株売り材料になりました。明日発表される雇用統計が良ければ更に大きく売られる可能性もありますので(米国株が大きく下げれば、週明けの日本株に大きなマイナス材料)、日本株にも先回りした手仕舞いが出てくるはず・・・と予想。
朝の予想は、日経平均の下値は25500円で、上値は25800円になると考えていました。
結果は153円高の25973円。
前場の右肩上がりは想定外、また後場の高値揉み合いも想定外で嬉しい誤算になりました。
〇26000円が上値抵抗
大きな節目は強い抵抗になりやすいです。
本日は26000円が上値抵抗になりました。但し、上記しました悪条件の中なら上出来だと思いました。
〇海外勢の買い
上記した悪条件でも買ってくるのは海外機関投資家の可能性が高い。日本株でありながら、国内勢は米国株の先行き不透明感が強い時は売りに傾きやすいです(慎重派が多いので)。一方で、そんな時でも恐れずに買ってくるのが海外機関投資家。このパターンはとても多いので注視したいところ。
〇空売りの買戻し
先の下落を見込んだ空売りが増えていたことから、空売り勢の買い戻しも押し上げ要因に。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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