投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は米雇用統計に対する警戒感が高まる
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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1月6日 金曜日
米国株について
ダウ平均は339ドル安の32930ドルで取引終了。
12月から続くボックス相場から抜けることなく、33000ドルを挟む揉み合いに終始しました。
〇主要3指数
ダウ平均 1.02%安
ナスダック 1.47%安
S&P500指数 1.16%安
〇ダウ構成銘柄
7銘柄が上昇、23銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
シェブロン 1.8%高
メルク 1.3%高
ベライゾン 1.3%高
ダウ 1.1%高
アムジェン 0.9%高
下落率の高い順
ウォルグリーン 6.1%安
マイクロソフト 2.9%安
ユナイテッドヘルス 2.8%安
ハネウェル 2.6%安
アメリカン・エキスプレス 2.3%安
〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は、20万4000件になりました。
前回より1万9000件減少(改善)、市場予想よりも良い。
・12月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が23万5000人。
11月から大幅に増加、市場予想も大きく上回っています。
良好な指標は利上げ長期化、一方で景気はそれほど悪くならない「利上げでも軟着陸(ソフトランディング)できる」という見方もあり。このようなことから、株が下落すれば前者、上昇すれば後者という後付けになりますので、一喜一憂する必要は無いと思います。
但し、雇用に関する良好な指標で株が下落したなら、明日に控える雇用統計は注意したいところ。
〇雇用統計を控えて
週間新規失業保険申請件数とADP雇用統計を受けて、利上げ長期化懸念が株売り材料になりました。明日発表される雇用統計が良ければ更に大きく売られる可能性もありますので、警戒した先回り売りもあったはず。
〇上昇したのはエネルギーだけ
暴落していた原油価格が反発。これが好感され、多くの業種が売られる中でエネルギー関連株は上昇。ダウ構成銘柄ではシェブロンが上昇率トップ、11業種のうちエネルギーだけが上昇しました。
〇ボックス相場から抜け切れず
前日は133ドル高の33269ドルとなり、33000ドルを上抜けました。また、ボックス相場の上限に近づいたことから上抜ける可能性もありましたが、一転して逆戻り。
本日は大幅安になりましたが、12月から続くボックス相場から抜けることなく、33000ドルを挟む揉み合いに終始。但し、大幅安で33000ドルを割り込んでいることから、ボックス相場下放れ(経験則では弱含み)に対する警戒感が強まりそう。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は32500ドルで、上値は33300ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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