シェル 大幅下落 投資再開

[まはいさん]

7/5 Shell を $48.64 で 8株 買付け、投資再開しました。
5/23 Shell を $60.05 で 85株 全て売却し、投資撤退していました。それから株価が２割下落しましたので、売却数量の１割を買戻しました。

原油 半年チャート　↓ クリックで拡大

右肩上がりだった原油価格ですが、６月頭の OPEC の減産終了発表を機に落ち着いて来ました。
直近では欧米の景気腰折れ予測が原油価格を下押ししているようですが、大きな流れとしては OPEC が減産を止めたことが根本です。

Shell 半年チャート　↓ クリックで拡大

Shell の株価は、短期的には原油価格に連れますが、長期的には別の値動きをします。
OPEC 減産終了は株価に関係なく、欧米の景気腰折れ予測が大きく影響しています。欧州連銀の利上げを契機に株価が下落しました。

ロシア撤退　自社株買い
Shell はロシア事業を売却し、その売却代金で自社株買いを実施しています。ロシア事業の代替事業は無いため事業縮小し、余剰となるロシア事業の売却代金は株主へ自社株買いを通じて返還します。
とても理にかなった資本政策と思います。
ただし、サハリンⅡからの撤退代金が踏み倒される可能性が出てきました。直近の株価下落は、サハリンⅡ国有化の大統領令を契機としています。

投資方針
保有する石油株は Exxon Mobil に絞っていました。
米国政府の庇護下にある Exxon Mobil は、欧州政府から庇護を得られない Shell より遥かに安心です。
しかし、配当利回りで、株価上昇でExxon Mobil の魅力が落ち、逆に Shell は 4% を超えてきました。
Shell には株価下落の危険が有りますが、それに見合う配当利回りと判断して、計画的に買増します。

保有銘柄の状況2022.7.8 ↓ クリックで拡大


７月に入って全体的に値を戻していますが、長期的には下落傾向と体感しています。