yoc1234さんのブログ
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オバマ相場
オバマ相場 2008年11月27日
欧州株式相場は総じて下落。中国が過去11 年間で最大幅の利下げ(1.08%)を実施したものの、米国のリセッション(景気後退:耐久財受注や個人消費支出(PCE)の悪化。)深刻化による悪影響をぬぐえず、消費財メーカーや公益事業株に売りが出た。一方ダウは上昇、原油は100バーレルの減産も受けて高い、円安に。 米FDICの発表した非銀行機関も「銀行の不良資産買い取り」応札が可能にとか一連の経済対策を評価しているようだ。オバマ次期米大統領が経済回復諮問会議長にボルカー元FRB議長を起用したのも原因のひとつか?米国市場はすでに経済の悪化は折込んでいて、中国の利下げなども評価しているようだ。この辺が欧米の株式の違いとなって現れたようだ。決定的違いはボルカー氏の評価であろう。
10月米個人消費支出は‐1.0%、7年超ぶりの大幅低化
11月シカゴ地区購買部協会景気指数は33.8、82年以来の低水準
11月米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は55.3に低下、28年ぶり低水準
10月の米耐久財受注は前月比‐6.2%、06年10月以来の大幅な落ち込み
人民銀は1年物基準貸出金利を 1.08ポイント引き下げる。現行は6.66%。1年物預金金利も同じ幅の引き下げで2.52%(現行3.60%)とする。新金利は27日から適用される。 また、市中銀行に義務付ける預金準備率も引き下げる。大手銀行の準備率は16%(現行17%)となる。引き下げは12月5日から実施。中小の銀行については14%と現行の16%から引き下げる。
ダウ平均 8,726.61 +247.14 +2.91%
NASDAQ総合 1,532.10 +67.37 +4.60%
S&P500種 880.61 +23.22 +2.71%
英 FTSE100 4,152.69 -18.56 -0.44%
独 DAX 4,560.50 +0.08 +0.00%
仏 CAC40 3,169.85 -39.71 -1.24%
日経平均 8,213.22 -110.71 -1.33%
香港 ハンセン 13,369.50 +490.85 +3.81%
台湾 加権 4,271.80 +5.31 +0.12%
市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 期近 54.36 3.59
NYMEX金先物 12月限 814.5 -4.0
主要通貨 対円レート
米 ドル (USD) 95.559998
ユーロ (EUR) 123.279999
英 ポンド (GBP) 146.839996
オーストラリア ドル (AUD) 62.520000
ニュージーランド ドル (NZD) 52.840000
カナダ ドル (CAD) 77.760002
スイス フラン (CHF) 79.410004
中国 元 (CNY) 13.993900
日本はサブプライム関係ないとの政府の甘い考え方が間違っていました。去年の今ごろすでに生保、損保会社の人たちは危ないぞと知っていました。官僚も大臣もこんな声があがってこないのでしょう。無知そのものです。史上最悪の大統領の任期が満了してしまいます。三人組早くおさらばしてほしいです。
中国は政府がてこ入れをしてますね。中小企業の状況悪化が霞んで見えます。上海万博もあることですし、努力している感が伝わってきます。一方、国内は感情論みたいな、意味不明な政治、ある意味、政治空白です。海外から見てもお店に例えるなら、バーゲンセールなのに店員が投げやりな接客をしているような感じです。
今年は、景気後退に米大統領選が加わったのが事態を更に悪化させたように感じます。残り1ヶ月となりましたが、何とか有終の美を飾りたいものです。(*'-')ノ~*