じろちゃんさんのブログ

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イーブン

21日の日経平均は207円高7910円と反発した。
前日のNYダウが連日の400ドル超安だったことも影響してほとんどの銘柄が売り気配で始まり、一時7406円を付け3連休を控えた週末要因から最悪のシナリオも意識された。

しかし、以前書いた10/28~29日に空けた窓下限7626円に到達し公的資金と思われる買いが入り、ダウ夜間先物が上昇していたことから徐々に切り返す展開に。
後場は香港、上海も戻す展開となり、逆にショートカバー入って14時頃から一気に上昇し結局207円高と来週に期待を持たせる引け方となった。

20日は利の乗っている空売り株を処分し、主力株に買いを入れ寄るのNY市場の反発に期待していたが見事に裏切られた。
20日は主に前場で動いたわけだが、もう少し辛抱して引け間際に動くべきだった。

結果的には21日の寄りで処分し買いを入れていればベストということになったが、大底を見極めるのは至難の業であり仕方ないかな。
大きく下げた時に買う銘柄は事前に決めていたので迷いはなかったが、20日に買った株のうち含み損は野村(8604)だけととりあえずギャンブル買いはまずまずの結果に。

注目された昨日のNYダウは引け際のマジックで494ドル高と8000ドルの大台を回復して引け一安心。
ブルームバーグの記事によると「S&P500種株価指数は11年ぶりの安値を付ける場面もあったが、取引終盤でオバマ次期米大統領がニューヨーク連銀のガイトナー総裁を財務長官に指名することが明らかになると、急速に上げに転じた」とあった。
しかし、上げの理由がこれだとすれば心許ないところだが、11年ぶりの安値圏まで下げたので、バーゲンハンターの買いとショートカバーが入ったといったところだろう。

日本市場は昨日のNY市場の反発をある程度織り込んでいたと考えられ、CME先物は7930円とほぼイーブン。ADRを見ても小幅に安い銘柄の方が多い。
20日の買いが報われるかどうかは月曜日のNY市場次第となりそうだ。

中長期の下降トレンドは不変であり、まだまだダウンサイドリスクは高いと見ているが、25日線の8500円から上手くいけば9000円程度の戻りはあってもおかしくはない。
仮に月曜日のNY市場が上下共に大きな波乱がなければ、あと3銘柄程度買いを入れるつもりである。

(昨日のトレード)
空売り返済:フジテック(6406)
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