じろちゃんさんのブログ

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PKO相場

日経平均は55円安8273円と小幅反落。昨日のNY市場はまたまた引け際のマジックで151ドル高で引けたが、日本株は連動せずメガバンクを中心に終日軟調に推移した。
一時8115.71まで下げたが、依然書いたように節目となる10/10安値8115.41を割り込む寸前で公的資金と思われる買いが先物に入り急速に戻し、10/10終値8276.43の近似値で引けた。

10/10安値を大きく割り込むとチャート上は逆三尊を否定することとなり、7000円割れした10/28安値を意識した動きとなってしまうためか、8200円割れ水準では必ずと言っていいほど公的資金が入る。
最近の悪材料を考慮すれば8000円割れしても何ら不思議はないと思うが、材料もなく先物主導で中途半端に戻すので、上値も追えず腰の入った買いも入らずと方向感のない相場が続いている。

NY市場は日中の動きとはほぼ無関係に引け間際の短時間で平気で数百ドル乱高下しているが、ある意味相場つきが似ているようにも思え、当面は両市場共に「8000」という数字がカギを握っているようだ。

今日は8115円を割り8000円を目指す動きになれば利の乗っている空売り株を処分し、安値更新中の野村(8604)、三菱商事(8058)、クボタ(6326)辺りに打診買いを入れるつもりでいたが、8115円でピタリと下げ止まったので動けなかった。
ただ、その水準で公的資金による買い支えも想定していたので、11/5に売り建てしていたETF・225(1320)を3回に分けて返済。終値からするとタイミングはバッチリだった(明日もっと下げて悔しい思いをするかもしれないが)。

先物主導で多少戻しても一気に持っていく勢いはないだろうし、米自動車ビッグスリーの救済の行方など不透明リスクが解消されていないこと、3連休を控え個別株はさらなる下落があると考え、その他の空売り株は放置プレーとした。

現在、CME先物はNYダウは日中終値比60ドル安、NIKKEI225は8245円、1.4~2%安、為替は96円台後半と大きな動きはない。
週末にかけ最大の注目はGMをはじめビッグスリー救済の行方。結果次第で上下に大きく動くのは必至。
個人的には一度はネガティブな結果となって大きく下げ、その後政治が動かされてイーブンに戻すような動き、金融救済法案と似た動きになると見ている。

(今日のトレード)
空売り返済:ETF・225(1320)
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