円相場は1ドル101円00銭前後。小刻みに動きながら今の水準を維持していますね。
米国も最初は円高ドル安で始まったのですが、米・3月小売売上高が市場の予想を少し上回ったことから、ドルが買われました。とはいえ、メリルが業績の見通しを下方修正したことなど不安要素もまだあり、急なドル高にはなっていないようです。

ちなみに、欧米の市場では金融株中心に下げているようです。メリルの業績見通しの下方修正、ワコビアがサブプライム関係のおかげで損失を出す、クレディスイスがサブプライム関係の追加評価損を出す可能性などがある・・・これが材料。ただ、ドルがちょっと戻したことでそんなに波乱はないようです。

そんな中で商品相場は石油を中心にあげています。供給不足、ガソリンの需要が順調であることから、上昇。それに連動して金が上昇。ただ、ドルが若干戻したことで上げ幅を縮小しました。
なお、穀物は上昇。まず、大豆がアルゼンチンのスト懸念により上昇、それによってもろこしが上げています。

今日の相場はどうなるか・・・海外相場の影響と円がちょっと安くなったことで商品市場は上げるでしょうね。昨日安かった反動もあるかもしれません。
ただ、株式市場はちょっと不透明。昨日の大幅な下げの反動があってもおかしくはありませんが、企業の決算が相次ぐので様子見の展開かな。

吉野家とノーザントラストとワシントン・ミューチュアルとインテルの決算は注目しておきたいですね。