はっきり言ってひどい・・・。

福田首相と小沢代表の討論一騎打ち。

まったく議論になっていなかった。

かなり個人的な所感だが、福田首相の発言は「非常に抽象的な感情論（もうなんとかしてよ！）」に聞こえ、小沢代表の発言は「一方通行の頑固論（一回言ったから撤回できない）」に聞こえる。。。

ある程度のサラリーマンであればそれ以上の論理的（ＭＥＣＥ的）な議論は展開可能だと思う。

だけど、一番頭にきたのは、野党側が福田首相の発言中に終始「笑っている」こと・・・。
小沢代表も薄ら笑いを浮かべていて、他の野党議員も声出して笑っているか、中傷発言でちゃちゃいれていました。

あの討論会にはホントにがっかりした。

アメリカの話になってしまうが、「オバマさん」のスピーチには物凄いインパクトがある。ビル・クリントン元大統領のようにスピーチにかけてはスバ抜けた才能がある。あるメディアには「抽象的で具体例がない」という批評もあるが、やはり聞き入ってしまう力がある。

そのスピーチを国民が聞いて、「オバマの言っていることは正しい！考えを変えた、ついてゆく！」と意見を変える。

今回の渡辺さんの日銀副総裁の否決では、野党で造反が3人でたそうです。（棄権×2名、欠席×3名は論外）もっともっと心に響いて論理的な討論ができたらもしかしたら日銀副総裁の渡辺さん否決の結果も変わっていたかもしれない！？としみじみ思いました。

前に何度か400名前後の前で仕事のプレゼンをする機会がありました。プレゼンスキルはまだまだですが、やり方によって人の「聞き方」が変わるのは確かです。

プレゼン（発表）もある種の学問ですね。