タグ:村上春樹 のブログ

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  • 5/27(木)、TV東京「ガイアの夜明け」にて。「キーコーヒー」が紹介されていた冒頭で、村上龍がそー語っていた。 春吉君の書いたエッセーから想像するに、恐らく、春吉君が欧州、それもギリシャにいたころだと思われる。村上龍が日本からわざわざ味噌とか醤油とか持ってきて、遊びに来てくれたと書いてあった。 きっと、そのときに村上龍がごちそうになった珈琲のことだと思う。どーしてあんなにうまかったのか、よくわからないが、あれ... ...続きを読む

    タグ:珈琲 村上春樹 村上龍 
    登録日時:2021/05/28(00:53)  
  • ある稀覯本が盗難に遭い、ダークサイド系取引にて生じる大捕物ミステリー小説というのが、大筋。 けれど、その合間に披露される稀覯本をめぐる話と、色々なタイプの作家たちを巡った細かい話がオモロイ。 ★「グレート・ギャッツビーを追え」  ジョン・グリシャム著 村上春樹訳 中央公論新書  2020.10.10初版発行 訳者は後書きで、一気読みと評価していたが、生意気にもオイラには、そこまででもなかった。途中、休み休み細切... ...続きを読む

    タグ:ジョン・グリシャム 村上春樹 グレート・ギャッツビを追え 
    登録日時:2020/12/17(12:14)  
  • 猫好きにはショッキングなタイトルだったので、すぐ目についた。その書籍は平積みされていて、向かって左下角に置かれていた。 ★「猫を棄てる ~父親について語るとき~」  村上春樹著 文藝春秋社 2020.4.25.第1刷 初出は「文藝春秋」2019年6月号なのだという。真面目に「文藝春秋」を読んでいないことが、これでばれてしまった。 この書籍を読んでみて、なにより驚いたのは、春吉君の父親の「村上千秋」という名前だっ... ...続きを読む

    タグ:猫を棄てる 村上春樹 伏見稲荷大社 
    登録日時:2020/05/22(02:45)  
  • 毎年、2月になってから神社を参拝することにしている。2月には伏見稲荷大社はじめ稲荷関連神社では午の日祭があるし、2月にもなれば、神社もかなり空いているからだ。 数日前に、寒川神社を参拝し、2/18には、白旗神社と鵠沼伏見稲荷に詣でた。 白旗神社ではおみくじをひかなかったが、寒川神社と鵠沼伏見稲荷ではおみくじをひいた。 寒川神社では中吉、鵠沼伏見稲荷では大吉だった。不思議なモノで、稲荷系神社でおみくじをひくと、大... ...続きを読む

    タグ:水底の女 レイモンド・チャンドラー 村上春樹 
    登録日時:2018/02/19(00:54)  
  • 6/26(月)の正午、行きつけの床屋モナコでボーズにする。同日1時15分頃、藤沢警察へ到着。駐車場が空かないので、少し遅れる。 デスクにいる警官に要件を告げると、引き継ぎのメモを見ながらこう返してきた。 「派出所から警官を向かわせるので、 被害に遭った駐車場で待っていてください」 男性警官が笑顔でそう告げた瞬間、ふと、『今日は、大サービスしちゃうから、もう』みたいな感覚を、その表情の裏にオイラは感じた。 なんか... ...続きを読む

    タグ:神奈川県警婦人警官 1Q84 村上春樹 
    登録日時:2017/06/27(00:07)  
  • 川上未映子が聞き手となったインタビュー書籍の中で、村上ははっきりと表明している。「僕はムー民一族じゃないし、そーいうの信じてない」デフォルメすると、こんな感じ。 なのに、彼の書いた作品は、ムー民色に充ち満ちたものになってしまう。 何故なのだろうか? 読んでいく内に感じたのは、まず彼の執筆方法に関係があるのではないかということ。 長編の場合、だいたい三つくらいの核になるテーマだけ朧気に浮かべておいて、今なら書けそ... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 三島由紀夫 
    登録日時:2017/05/26(01:46)  
  • 行きつけのスナックカスタムで、「騎士団長殺し」の暴露ネタを話していたら、別の店にいた元ママでカスタムの従業員に鞍替えしたヨーコちゃんが、突然、「それ以上しゃべらないで、ギャァ~」などと怒り出した。 お水関係の人は、あんまり小説を読む人はいないのだが、このヨーコちゃんは、猛烈に小説を読む女なのだった。「騎士団長殺し」を買ったばっかりなんだと。 そーいうわけで、今の段階で暴露ネタを話すことは、ヤボなので止めた方がイ... ...続きを読む

    タグ:1Q84 ゴリラの看板 村上春樹 
    登録日時:2017/03/12(01:27)  
  • クラシック好きな春吉君が、どーして今、シェリル・クロウと書いたのか違和感を感じなくては、感性がオカシイと言われても仕方がないだろう。       * 雨の日曜日の夜で、道路は空いていた。FMラジオをつけたが、つまらないおしゃべりが多すぎた。人びとの声は甲高すぎた。CDプレーヤーにはシェリル・クロウの最初のアルバムが入っていた。私はそれを三曲ほど聴いてから、スイッチを切った。       * ★「騎士団長殺し 第... ...続きを読む

    タグ:騎士団長殺し 村上春樹 シェリル・クロウ 桜庭一樹 
    登録日時:2017/03/02(02:24)  
  • と、いうことで。丸山眞男の書籍をとりあえず一冊読んだオイラは、思想書というものの洞察力の深さに、圧倒されてみた。 スペイン酒場で知り合った、北方謙三親分のドライバーをかつて佐賀でしたことがあるという、森という先生に、その思想書をお返ししたところ。 次のお題は、「大江健三郎」だった。それというのも、森先生がかつて小説を書いて有望だった頃に、その作品を怖ろしいまでに絶賛してくれたのが、篠原茂という御大だったという。... ...続きを読む

    タグ:大江健三郎 村上春樹 
    登録日時:2016/03/06(23:36)  
  • 1/10(日)、飼いネコがズタズタにしたカーテンを買い換えるために、湘南台にある「ジャストカーテン」という店に行った。他のカーテンと色あいだけ合っていればよかったので、たいして悩みもせずすぐに会計となった。 会計テーブルに向かうと、テーブルの上にフジTVで放映されたという「カラマーゾフの兄弟」の番宣チラシが貼ってある。 その番組セットで使用されるカーテンを、番組美術担当として「ジャストカーテン」が提供していたの... ...続きを読む

    タグ:カラマーゾフの兄弟 亀山郁夫 村上春樹 
    登録日時:2016/01/12(02:54)  
  • 10/27(火)、相場をそっちのけにして日本シリーズを視ていた。ニュースにもなっているが、ヤクルトの山田哲人(23)が、三打席連続ホームランを打ちやがった。プロ野球史上、唯一の記録だという。鳥肌が立った。 特に3打席目は、工藤監督がわざわざ投手を交代させての勝負だった。勝負師・工藤には、イヤな予感がしたのだと思われる。 けれども、そんな工藤監督の思惑をものともせずに、150km/h以上出ていたというインハイのス... ...続きを読む

    タグ:山田哲人 村上春樹 
    登録日時:2015/10/27(23:48)  
  • はっきり言って、彼は他の人に知られないように、そして、オイラが訴訟なんか起こさないように、彼とオイラの間でしか通用しない工夫を、彼は凝らしているのです。 ええ、もちろん、オイラがそんなことするわけないでしょう、というオイラの性格を、彼は完全に読み切って、そういうイタズラを仕掛けているのです。 まるでオイラは、彼に飼われているネコにでもなったかのようです。ニャ~。 彼は同書でそういう言葉(ニャァ)を頻出しています... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 
    登録日時:2015/10/12(00:10)  
  • (略)結婚していましたし、仕事も始めていたし、今さら大学の卒業証書をもらっても役にも立ちません。 でも当時の早稲田大学はとった単位分だけ授業料を払えばいいという制度で、残した単位もそれほど多くなかったので、仕事をしながら暇を見つけて講義に出て、七年かけてなんとか卒業しました。 最後の年、安堂●●先生のラシーヌの授業をとっていたんですが、出席日数が足りず、また単位を落としそうになったので、先生のオフィスまで行って... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 職業としての小説家 
    登録日時:2015/09/22(00:58)  
  • 若いころ、職場の読書家に「深夜特急」を借りた。乗り物を極力使わないで、日本からアジア経由で欧州へと渡る沢木耕太郎自身の実録ものだ。 あまりのオモロサに、文庫本3巻ノンストップで読み終えてしまった。もう一度、今度はちゃんと買って読み返してみたら、オイラにとっては、参考になる部分があるように思える。 また、「新宿鮫」と同じくらいのスピードでめくった作品だとはいえ、「新宿鮫」との違いがなんなのか、少し深く確認するのも... ...続きを読む

    タグ:沢木耕太郎 石川達三 村上春樹 
    登録日時:2015/07/10(01:31)  
  • 正直、帯に書いてあるセールストークほどの感動は受けなかった。 けれども、いわゆる「静かな小説」と言われるであろう文体と、ミステリー的な話の持って行き方(ストーリーテリング)は、参考になる。それに、こういう雰囲気の小説を好む読者というのも、いるに違いない。 「静かな小説」というのは、まずヒットしないというのがもはや法則になっている感がある。そんなことを、「サリンジャーと過ごした日々」を書いたジョアンナ・ラコフが作... ...続きを読む

    タグ:「Novel11 Book18」 村上春樹 
    登録日時:2015/07/08(01:49)  
  • について、ネットで調べていたら、いろいろ出てきて驚いた。 なぜ彼に興味を持ったのかというと、「コスミック・トリガー」というロバート・A・ウィルソンが書いた書籍に、頻繁に登場してくるからだ。 LSDによる意識変性の実験があだとなり、米国政府から狙われて、何度も刑務所に入ったという。しかしティモシーは、刑務所の中にいても希望を失った様子を見せないという。 なぜかと言えば、彼は自身で編み出した「宇宙意識」とのコンタク... ...続きを読む

    タグ:コスミック・トリガー ティモシー・リアリー 松岡正剛 村上春樹 
    登録日時:2015/02/06(02:04)  
  • (略)量子物理学は、われわれが実際に経験する相互作用についてのみ語ることが科学的に意味があることを示し、このプラトン的な鉄の棒のごとき「リアリティー」概念に揺さぶりをかけた。 また、知覚心理学は、プラトン主義的リアリティーが存在すると仮定することは、われわれはいかにしてカバが交響楽団ではないことを知覚するのか、というような望みなしの矛盾に至ることを示した。 私たちが経験し、それについて語ることのできる「(複数の... ...続きを読む

    タグ:コスミック・トリガー ロバート・A・ウィルソン 村上春樹 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 
    登録日時:2015/02/01(02:22)  
  • 知ってしまった、どーしよう。 でも、これはきっと秘密にしておくべきことなのだ。だって、個人情報でもあるのだし、そんなことを、ブログに書いてはいけないではないかー。 けれどもこのブログ、オイラにとっては思考を過去からたどれる日記になっている。また同時にそれは、小説ネタのメモ書きでもあるのだー。 己の感情を隠さないのだから、たまに噴出する毒素のために、読者が飛ぶのはむしろ都合がいい。だって、これはネタなんだから、あ... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 
    登録日時:2015/01/26(09:06)  
  • 1/16(金)AM2:57ころ、村上春樹先生にメールした。http://www.welluneednt.com/新潮社の主催企画なようだ。 このあいだ書いた、ユングと村上春樹の創作手法の関連について。返事がもらえるかどうかは、不明だ。 ハウスルールをよく考慮し、そこに書いてある文章のニュアンスを感じながら、こちらも同様なユーモアでもってメールした。 1,200文字以内の質問でないといけない。とても短い。なのでオ... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 村上さんのところ 
    登録日時:2015/01/16(02:57)  
  • 「僕はね、小説の話を酒の場ですることは、ほとんどないんだ。君にだから言うんだぞ」明らかにショーン・コネリーの風貌をしたスキンヘッドな森さんは、言うのだった。 「僕はね、23歳の頃、新人賞レースに引っかかってイイ線までいってたんだ」オイラは、太鼓持ちのようになって、その話を聞いていた。既に日本酒を5合ばかり飲んでしまっていて、オイラはとっくにイイ気分なのだった。 「その時に声を掛けてくれたのが、滝口靖彦だった」す... ...続きを読む

    タグ:滝口靖彦  村上春樹 
    登録日時:2014/12/07(01:05)  
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