元祖SHINSHINさんのブログ

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「カラマーゾフの兄弟」の続き

1/10(日)、飼いネコがズタズタにしたカーテンを買い換えるために、

湘南台にある「ジャストカーテン」という店に行った。

他のカーテンと色あいだけ合っていればよかったので、

たいして悩みもせずすぐに会計となった。

 

会計テーブルに向かうと、

テーブルの上にフジTVで放映されたという「カラマーゾフの兄弟」の

番宣チラシが貼ってある。

 

その番組セットで使用されるカーテンを、

番組美術担当として「ジャストカーテン」が提供していたのだという。

 

     *

 

これはこれはオモロイ店に来たものだと思いながら、

何の気なしにテーブルの上を観察していたら、

顧客と会う予定の書いてあるカレンダーが目についた。

 

すると土曜日のところに「マツキヨ」さまと書いてある。

「マツキヨさま?」

驚いたので担当に確認すると、

それは会社名ではなくって、顧客の名前の短縮形なのだという。

馬鹿笑いして、その担当とは一気に仲良くなった。

(これは余談)

 

    *

 

ところで、新聞書評では、

亀山郁夫の書いたという「カラマーゾフの兄弟」続編が載っていた。

 

ところが、書評が芳しくなくって、なるほどと納得してしまい、

まったく読む気が起こらない。

 

ふと思ったのは、

これが村上春樹作だとしたら、

まず間違いなく飛ぶように売れるに違いないということだった。

 

しかもその内容は、単純な続きではなくって、

きっと相当にファンタジックな作品になると思われる。

 

オイラは、密かに楽しみにしているのだった。

(だから、早く書いてってば)

 

 

 

 

 

 

3件のコメントがあります
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    美東さん
    2016/1/12 07:51
    はじめまして...
    「カラマーゾフの兄弟」の続編といえば
    高野史緒著「カラマーゾフの妹」(講談社)がありますね。
    なかなか面白かったです。
    ただ
    ドストエフスキー作品特有の冗長さがまったくなく、
    コンパクトに1冊というのは期待外れかも...
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    元祖SHINSHINさま。

    コーリン・ウイルソン著「覚醒への戦い」で取り上げられているジョージ・グルジェフのエニヤグラムの思想。すなはち人類には、三大人種(頭の人、胸の人、腹の人)がいる。

    一番めは、頭の人(知性・思考)すなはち長男哲学者イワン。

    腹の人(力・本能)すなはち軍人次男フリョードフ。

    胸の人(愛・感情)すなはち僧侶三男アリョーショフ。


     なにかしら、人類の深淵に迫るような小説でした。ただし十代末に見え張って、讀んだものだから、理解は薄いものでした。ただし、殺人の問題など今でも心に残っています。                       拝

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    元祖SHINSHINさん
    2016/1/13 01:56

    美東さん、コメントありがとうございます。

    「カラマーゾフの妹」ですかぁ。

    知りませんでした。

     

    冗長さ、イイような、悪いような。。

    現代では、せいぜい純文学くらいの話の速度でないと、

    それ以上、冗長なのは誰も読んでくれないカモですね。

     

    ほんま そうかいさん、すっごく文学にお詳しいですね。

    勉強になります。

     

    コリン・ウィルソンは名前だけしか知りなくって。

     

    「カラマーゾフの兄弟」の兄弟の名前なんですが、

    本名とか渾名とか、色々な呼び方が出てきて、

    しかも登場人物が多すぎて、

    それでほとんどの人が、読むのを挫折しちゃうんですよね。

     

    次男坊のことは、ミーチャとしか覚えていなくって。

    フリョードフとも言うのでしたか。

     

    ミーチャの野蛮なところが、

    オイラにそっくりで。

    でも、アリョーシャのような信心深さもあったりして。

     

    きっと、人間の心に潜む潜在的で複雑な性格ってものを、

    三人の兄弟として、分離して描いたのでしょうか。

     

    そーいえばオイラ、

    初めての民間入社試験で、

    性格診断されたのですが、

    「思いっきり、精神が分裂しとるぞ、君は!」

    などと人事部のエライ人から宣告されて、

    困ってしまいました。

     

     

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