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jojuさんのブログ

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在日フランス商工会議所の分析(名より実)

 以下は、在日フランス商工会議所の分析。 良く見てます。 如何に高い技術力があっても顧客を見てなければ稼ぎにはつながらない。 この分析から日本企業が学ぶべきはそこ。 

 爆発的成長の新興国顧客の需要が低品位中心ならば、それをさらに低コストで提供することも必要でしょう、技術的に面白くなくとも。

 グローバルに生き残るには、先進国向け自国内高品位生産と新興国向け低品位生産の両面作戦がどうしても必要。 国内引きこもりでは電気・通信の二の舞。 

 

 この当たり前のことが未だ出来てないのが重厚長大系産業とその対極にあるソフト産業(こちらは必ずしも低コスト低品位需要というわけでない)。  前者は巨額の資金が要るからであり、後者は文化障壁がネックになってると思う。

 

 しかし、新興国対応では、出資戦術でその成長益を吸収する、という手もある。

 なにも直営でやる必要はなく、投資家として新興国企業、海外企業に出資しアドバイスし、成長やシェア拡大を促し、その成長益を享受する手もある(持ち分を50%よりかなり抑え、相手方の自主性を損なわない=無責任化を防ぐ=出資者側のリスクを抑えるようにするのがコツで、これにより投資先新興国の複数化、リスク分散、撤収も容易化)。

 これは鉄鋼のような素材からゲームのようなソフトまで多くの日本企業に有効なグローバル戦術だと思う。 なぜなら、日本企業は技術、ノウハウは十分にあるが、外国人を管理する能力は低いから、、日本の雇用慣行、労使関係がかなり特異なせいもあり。

 

 直営にこだわり、もがき、高い授業料を払って撤収、、という事例をこれまで何度も見てきた。 名より実を取れ。 大事なのは利益。 支配しなくてもアドバイザーで利益が得れるならば、その方が費用対効果は高くなるかも知れない。

 

 新日鉄にもDeNAにも海外展開、頑張ってもらいたいものですね。 特にスマホゲームは国内漸次横ばい化でも海外は年率15%以上で引き続き伸びるだろうから、撤収の選択はありえない(--;


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  鉄鋼メーカー、アルセロール・ミッタルはフランスのフロランジュ製鉄所を閉鎖するといったん発表したが、その後国有化、半稼働状態での維持と次々と方針を変え、昨冬いっぱいフランス中じゅうをどきどきはらはらさせる心理ドラマを提供した。この危機は、インドの製鉄王と日本の鉄鋼の雄たちとを比べる絶好の機会となるかもしれない。、、、、、中略、、、、、
 ヨーロッパ人と日本人の真の違いは研究開発の努力の差にある。 本誌の調査では、2011年、アルセロール・ミッタルは売上高の0.4%を研究開発費に充てている。同グループの研究開発への注力度合いを測る数値、トンあたりの研究開発費はどうだろう。グループが1トンの鉄鋼を売った時、価格のうち3.3ユーロ分が研究開発費に充てられている。新日本製鐵(現新日鉄住金)の研究開発費は売上高の1.2%(トンあたり13.1ユーロ)、JFEスチールは0.7%(トンあたり6.7ユーロ)、住友金属(現新日鉄住金)は1.4%(トンあたり15ユーロ)。、、、、、、中略、、、、、
 アルセロール・ミッタルにはない日本の製鉄業のもうひとつの強みは、産業プロセスの川上にまでさかのぼる多角化である。日本の製鉄会社は鋼を作ることだけに飽き足らず、製造に必要な工具まで作ってしまう。だから製鉄設備の建造会社やエンジニアリング会社を子会社化し、一大グループを形成するか、自分が属する財閥の企業と手を結んだりする。、、、中略、、、、、さらに日本の産業界は大学という非常に狭い世界とも繋がりを持っており、研究開発力を大幅に増強できる。ヨーロッパでは産学間に障壁がある。

 最後にもうひとつ、アルセロール・ミッタルと日本の競合との違い、それは、アルセロール・ミッタルが顧客と直接繋がっていることだ。日本側は商社を通さなければ顧客に販売できない。この点だけは前者の勝ちだ。「自動車を除けば、日本の製鉄業は顧客のことをあまりよく分かっていない」と某業界関係者はみている。               

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