jojuさんのブログ
ブログ
バーナンキ発言(金融緩和縮小可能性)と株式市場
先々日のバーナンキ発言は、景気回復の程度に応じて金融緩和の規模を調整する、という当たり前のことを述べたに過ぎない。
景気回復の力強さが確認されれば、早晩、金融緩和縮小となるが、これは景気の自立回復が進むということでもあり、規模縮小でも金融緩和はまだ続くということでもあり(金融政策のステージからすれば、まだ景気上昇のせいぜい5合目程度ということ)、普通に考えれば株価低落要因ではない。
中国指標にせよ、バーナンキ発言にせよ、株式市場のスピード調整の口実に使われた感あり。
日米の景気水準の差異、金融政策ステージの差異から、ドル円の円安トレンドも変わりなし。
世界景気回復に対する最大のリスク要因は依然、欧州(特に金融政策)にある。 日本にも中国にも、ましてや米国にもない。 注視すべきは欧州です。
株式市場は企業業績横にらみで匍匐前進するのが望ましい。
-
タグ:
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。