jojuさんのブログ
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書籍『弱い日本の強い円』(佐々木融)
表題の書籍、某書店でベストセラーの第三位になってました(やり過ぎ)。
内容は、日銀不作為の言い訳本です(当然、立ち読み)。
主張の概略は以下のとおり。
購買力平価で見て円高でない
実質実効レートで見て円高でない
ゼロ金利では量的緩和は効かない
、、、この辺は白川総裁以降の日銀の言い訳見解そのままで、これについては色んな本で論破されてますし、当方日記でも何度か、これらが如何にお馬鹿か書きまくって来ましたので、繰り返しません。
驚いたのは、デフレ(円高)のほうが国民の実質所得は上がるから良い、と書いている点です。
インフレだった高度成長期と、昨今の状況の双方をリアルタイムで経験している当方としては、この主張に痛くぶっ飛んだ次第。
みなさん、民主党政権以降のデフレ(円高)で暮らしが良くなっているのですかねえ(給与が維持されている官僚はそうかも知れませんが)。
ついに、こんなおバカが出たか、という感じ(--;
開き直りもここまで来るとノーベル賞ものです。
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