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EU雑感

ギリシャの近い将来のデフォルトはほぼ確実。
 ユーロの防衛線(マジノライン)、スペインも相当程度傷むことになると思う。 ここは完璧な日本型バブル崩壊ですから。

 住宅のみならずソブリン債もバブルだったってことです、EUにおいては。
 バブル規模が米国の証券化バブルよりも大きいうえ、通貨統合でウハウハのドイツが救済に渋ちんですから、ギリシャ、ポルトガル、スペインがどうなるか、、、あまりポジテイブなことにはならないでしょう。

 バブル規模の小さい米国が迅速にバブル始末に動けたのに対し、バブル規模の大きいEU(住宅バブル+ソブリンバブル+サブプライム)はそれが出来ない、、空売り規制やら何やら見当違いの方向に動いている、、、かつての日本政府に似てます。

 とはいえ、角栄以来20年間、土地転がし、土地神話醸成で、クソ高になった日本の不動産バブルほど、ひどい状況ではないです、EUの不動産バブルは。
 EU全体では財政余力が十分あるし、ユール安の輸出拡大を通じて、日米中にバブル崩壊の痛手を転嫁出来る利点もあります。 特に金融緩和が不足している日銀、日本には大いに転嫁できる。
 人民元高の中国にも転嫁出来るので、これが中国の地方政府、銀行、国有企業の不良債権をあぶり出す懸念もありますが、、

 また、ここのとこ、米国からプッシュされてEUが正しい方向に動きつつあることも事実。 まだまだ一波乱二波乱あるかも知れませんが、ここ20年のマクロ経済の動きは面白いです(大波乱の影の主役は中国の人民元です、、)

 ちなみにこの波乱が過ぎたあと、EUは強大になって復活する可能性が高い。 理由は財政出動に走らず(財政中立)、構造改革と金融緩和で乗り切る強い政治的意思があるから。 これが衆愚政治の日本との大きな違い。

 菅政権の『第三の道』は、いつか来た低落への道、社会主義の道、愚民化への道(実態は古臭い第二の道=社会主義の道)。 EU金融緩和路線により、EUバブル崩壊の痛みは、金融があまり緩和的でない(財政出動がんがん)の日本に最も転嫁されることになります、、、お人好しなのか、バカなのか??
登録日時:2010/07/03(10:26)

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