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<動意株・7日>(大引け)=島津製、田中化研、トレックスセミなど
島津製作所<7701.T>=3日続伸。6日に加工分野や計測分野向けに短波長レーザーのラインアップを強化、微細加工に適したファイバー結合型高輝度青色半導体レーザーを14日に発売するとともに、連続発振266ナノメートル深紫外固体レーザーの販売も開始すると発表した。ファイバー結合型高輝度青色半導体レーザーは、次世代高機能レーザー加工向け光源の戦略商品で、電子デバイス分野の金・銅など高反射・高熱伝導率材料の微細加工や3Dプリンター向けに販売を拡大。今後、大型プロジェクター用RGB光源などへの展開も進めていく。
田中化学研究所<4080.T>=動意含み。リチウムイオン電池の正極材料を手掛ける2次電池材料大手メーカーで、独特の品薄感が投機資金を呼び込む。米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズが香港の拠点を拡充する方針にある。住友化学<4005.T>は米テスラ向けに電気自動車(EV)用リチウムイオン2次電池の部材を増産する予定だが、「田中化研は住友化学と提携関係にあることで思惑が募っている」(市場関係者)ようだ。
トレックス・セミコンダクター<6616.T>=前日比ストップ高。東証は6日、7日売買分からトレックスセミ株の信用取引に関する臨時措置を解除すると発表。日証金も同日から、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、売買の自由度が回復するとの見方があるなかで買いが優勢となっている。また、家電見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン」がきょうから幕張メッセで開幕したことで、ウエアラブル機器や小型携帯機器などに最適な超小型電圧検出器「XC6129シリーズ」などが再び関心を集めている面もあるようだ。
オリジン電気<6513.T>=大幅高。同社は6日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の335億円から342億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を同16億円から19億円(同2.2倍)へそれぞれ上方修正した。上期にエレクトロニクス事業の電源機器およびコンポーネント事業の精密機構部品の販売が増加したことなどが要因。本社および本社工場移転などに伴い、減損損失2億2800万円を特別損失に計上するが、従来計画を大きく上回る見通し。
日本エアーテック<6291.T>とアゼアス<3161.T>=急反騰。エボラ出血熱関連株として前週末にかけ急騰、前日は利益確定売りに急落したが、この日は再度、買い物を集め反発基調を強めている。スペイン保健省が6日、マドリードの病院でエボラ出血熱患者の治療に当たった女性看護師の感染が確認されたと発表した、と伝えられた。アフリカ大陸以外でエボラ出血熱の感染確認は初めてとなり、再度、エボラ関連株へ物色の矛先が向かっている。
ベルク<9974.T>=上伸。6日の取引終了後に15年2月期配当の増配を発表したことが好感された。第2四半期(3~8月)の配当は従来予想20円に対し22円を実施、期末配当予想も従来の20円から22円に増額する。これに伴い年間配当は前期比4円増の44円となる見込みだ。同時に発表された今中間期の連結営業収益は781億1700万円(前期比9.3%増)、純利益は25億2300万円(同20.0%増)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
田中化学研究所<4080.T>=動意含み。リチウムイオン電池の正極材料を手掛ける2次電池材料大手メーカーで、独特の品薄感が投機資金を呼び込む。米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズが香港の拠点を拡充する方針にある。住友化学<4005.T>は米テスラ向けに電気自動車(EV)用リチウムイオン2次電池の部材を増産する予定だが、「田中化研は住友化学と提携関係にあることで思惑が募っている」(市場関係者)ようだ。
トレックス・セミコンダクター<6616.T>=前日比ストップ高。東証は6日、7日売買分からトレックスセミ株の信用取引に関する臨時措置を解除すると発表。日証金も同日から、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、売買の自由度が回復するとの見方があるなかで買いが優勢となっている。また、家電見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン」がきょうから幕張メッセで開幕したことで、ウエアラブル機器や小型携帯機器などに最適な超小型電圧検出器「XC6129シリーズ」などが再び関心を集めている面もあるようだ。
オリジン電気<6513.T>=大幅高。同社は6日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の335億円から342億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を同16億円から19億円(同2.2倍)へそれぞれ上方修正した。上期にエレクトロニクス事業の電源機器およびコンポーネント事業の精密機構部品の販売が増加したことなどが要因。本社および本社工場移転などに伴い、減損損失2億2800万円を特別損失に計上するが、従来計画を大きく上回る見通し。
日本エアーテック<6291.T>とアゼアス<3161.T>=急反騰。エボラ出血熱関連株として前週末にかけ急騰、前日は利益確定売りに急落したが、この日は再度、買い物を集め反発基調を強めている。スペイン保健省が6日、マドリードの病院でエボラ出血熱患者の治療に当たった女性看護師の感染が確認されたと発表した、と伝えられた。アフリカ大陸以外でエボラ出血熱の感染確認は初めてとなり、再度、エボラ関連株へ物色の矛先が向かっている。
ベルク<9974.T>=上伸。6日の取引終了後に15年2月期配当の増配を発表したことが好感された。第2四半期(3~8月)の配当は従来予想20円に対し22円を実施、期末配当予想も従来の20円から22円に増額する。これに伴い年間配当は前期比4円増の44円となる見込みだ。同時に発表された今中間期の連結営業収益は781億1700万円(前期比9.3%増)、純利益は25億2300万円(同20.0%増)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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