アルテックが急反落、第３四半期は２ケタ営業増益も６～８月は営業赤字に転落

　アルテック<9972.T>が急反落している。５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１７年１２月～１８年８月の連結決算は、売上高１０４億３９００万円（前年同期比９．６％増）、営業利益３億１６００万円（同１５．４％増）、純利益２億４９００万円（同８．１％増）と2ケタ営業増益となったが、６～８月期では約４００万円の営業赤字になっており、足もとの業績悪化を懸念した売りが出ているようだ。

　商社事業で主に印刷包装関連機械などの販売が増加したほか、記録的な猛暑が続いたことで飲料用プリフォームの販売数量も増加した。ただ、商社事業でＲＦＩＤ関連装置などの販売が減少したほか、人件費の増加などが利益を圧迫した。

　なお、１８年１１月期通期業績予想は、売上高１６０億円（前期比５．４％増）、営業利益５億円（同２１．２％減）、純利益４億円（同３８．９％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS