堺商事、今期最終を32％下方修正

　堺商事 <9967> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(16:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の5億6000万円→3億8000万円(前期は7億2200万円)に32.1％下方修正し、減益率が22.4％減→47.4％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結最終利益も従来予想の2億2000万円→9000万円(前年同期は4億9000万円)に59.1％下方修正し、減益率が55.1％減→81.6％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、本日開催の取締役会において、 堺化学工業株式会社 （以下「公開買付者」といいます。） による当社の普通株式 （以下「当社株式」といいます。）に対する公開買付け（以下「本公開買付け」といいます。）に、賛同する旨の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けに応募することを推奨する旨の決議をいた しました。　なお、当社の上記取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続を経て、当社を公開買付者の完全子会社とすることを企図していること 、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです 。 詳細については、当社が本日付で別途公表いたしました「支配株主である堺化学工業株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」をご参照ください。　これに伴いアドバイザリー費用、弁護士費用その他の諸費用を180 百万円程度、公開買付等関連費用として計上する見込みとなりました。　上記の特別損失の計上見込みにより、2024年３月期第２四半期（累計） 連結業績予想における親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表値から 130 百万円 、2024年３月期通期連結業績予想における親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表値から180 百万円 、それぞれ減少となる見通しです。