ミスミＧが大幅反落、国内大手証券が投資評価を引き下げ

　ミスミグループ本社<9962.T>が大幅反落している。ＳＭＢＣ日興証券が１２日付で、投資評価を「１」から「２」とし、目標株価を３９００円から２５００円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

　同証券によると、２０年３月期は米中貿易問題の長期化により製造業全体の停滞が長引いていることから、同社想定並みのトップラインの伸びは困難と予想。営業利益予想を４７３億円から３３５億円へ引き下げた。また、２１年３月期以降は、電機関連投資の回復を前提に２ケタ増益に回帰すると予想するものの、１８年３月期に達成したような増益率を上回ることは難しいとみることから、バリュエーションが切り上がりづらいタイミングとなると指摘している。

出所：minkabuPRESS