ココス、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額

　ココスジャパン <9943> [ＪＱ] が10月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)を従来予想の7000万円の赤字→1億5500万円の黒字(前年同期は6億5000万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も従来予想の2億2500万円→4億5100万円(前期は9億1100万円)に2.0倍上方修正し、減益率が75.3％減→50.5％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、７月にグランドメニューの改訂を行い、お客様のご来店増による売上確保に努めてまいりましたが、上半期の既存店売上高前年比が計画93.1％に対し、実績92.4％と計画値を0.7 ポイント下回ったことから、前回予想を下回る見込みです。利益面につきましては、既存店売上高の計画未達はあったものの、店舗作業軽減による生産性の向上等により人件費率が計画差▲0.2 ポイント、販売促進費の見直し等により販売費率が計画差▲0.4 ポイント、エネルギーコストの落ち着きや備品・消耗品のコスト見直し等で営業費率が計画差▲0.5 ポイントになったことなどから、前回予想を上回る見込みです。　通期の業績予想につきましては、下半期について現時点では計画通りに進むと判断しているため、前回予想を据え置きますが、上半期の業績予想の修正に伴い修正するものです。　なお、上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて算出しており、その達成を当社として約束するものではありません。また、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。