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<動意株・12日>(大引け)=ロコンド、ネオス、王将フードなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/12 15:12
<動意株・12日>(大引け)=ロコンド、ネオス、王将フードなど  靴やファッションの通販サイトなどを手掛けるロコンド<3558.T>=後場に入って急伸。同社はきょう正午に、19年2月期第2四半期累計(3~8月)の単独決算を発表。売上高が28億4700万円(前年同期比61.7%増)と伸びたことが好感されているようだ。同期間の商品取扱高(返品後)が、62億800万円(同35.9%増)となったことなどが寄与した。一方、認知度向上を目的としたテレビCMなどの広告宣伝費の増加が影響し、営業損益は4億2400万円の赤字(前年同期は6200万円の黒字)だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 ネオス<3627.T>=急反発。全体相場波乱もあって前日まで5日続落と下値模索を余儀なくされたが、目先売り物が枯れ大きく切り返しに転じている。同社はAI・IoT分野に注力し業容拡大を図っている。11日に丸紅情報システムズと販売代理店契約を締結したことを発表、丸紅情報システムズはネオスのビジネスチャボットの販売を開始した。ネオスは2016年からビジネスチャボットの提供を開始しているが、今回の提携による商品展開力強化に期待が膨らんでいる。

 王将フードサービス<9936.T>=後場急伸。同社はきょう午後2時に、19年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。営業利益見通しは、従来の25億7200万円から37億8500万円(前年同期比49.1%増)に上方修正した。売上高も401億4000万円から408億6900万円(同6.2%増)に増額修正。キャンペーンなどの施策による来店客数の拡大が売り上げ増につながったほか、販管費の伸びを小幅に抑えることができたことが利益を押し上げた。なお、通期業績については、従来計画を据え置いている。

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>=急反発。同社は11日の取引終了後、開発中のTROP-2抗体に関する特許について、米国における特許付与の決定通知を受領したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同特許は、ヒトTROP-2を標的としたヒト化モノクローナル抗体LIV-2008に関連する特許。これにより、同社が米国で出願していたヒト化TROP-2抗体に関する全ての特許が成立したことになる。なお、同件による18年12月期業績への影響はないとしている。

 ディップ<2379.T>=全体相場に抗して大幅反発。同社は11日取引終了後、19年2月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を116億3000万円から126億4900万円(前期比17.1%増)へ、最終利益を79億6000万円から86億4700万円(同14.8%増)へそれぞれ増額した。これが株価を刺激する格好となっている。求人情報サイトの大手だが、企業の求人需要が旺盛ななかサイトのリニューアル効果などが寄与して求人応募者が増勢、広告も伸びている。今期年間配当についても従来予想に4円増額の49円としており、これも株高を後押ししている。

 リンクバル<6046.T>=急反騰。同社が11日の取引終了後、10月31日を基準日として1対6株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家により投資しやすい環境を整えることが目的としている。なお、効力発生日は11月1日。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ
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