北沢産、今期経常は3.5倍増益へ

　北沢産業 <9930> が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比72.7％減の9800万円に落ち込んだが、22年3月期は前期比3.5倍の3億4500万円にＶ字回復する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比73.8％増の1億3900万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.6％→3.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　特別損失（減損損失）の計上について　当社の保有する固定資産のうち、収益性の低下がみられたブロックの固定資産ついて「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき将来価値を検討した結果、2021年３月期連結累計期間において、総額66百万円の減損損失を特別損失に計上することとなりました。修正の理由1.連結業績予想と実績値の差異の理由　売上高、営業利益及び経常利益につきましては2021年2月12日公表の業績予想から大きな乖離はなかったものの、親会社株主に帰属する当期純利益は前述の減損損失を特別損失に計上したことにより、差異が発生いたしました。2.個別業績予想と実績値の差異の理由　個別の業績予想につきましても、1.連結業績予想と実績値の差異の理由に記載のとおりであります。なお、配当金につきましては1株当たり5円の期末配当を予定しており、前回公表予想からの変更はありません。