ミロク情報は３日ぶり反発、金融サービス開発などで新生銀と資本・業務提携◇

　ミロク情報サービス<9928.T>が３日ぶりに反発している。同社は１５日取引終了後に、自社製品における金融サービス開発および地域金融機関への展開で、新生銀行<8303.T>と業務提携することで合意したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。

　同社はこの提携を通じて、ＥＲＰ製品およびクラウドサービスと地域金融機関との連携による新たなサービス提供を推進し、全国の会計事務所や金融機関とともに、中小企業の事業承継支援をはじめ、総合的な経営支援サービスを提供する考え。また、両社はミロク情報グループが目指しているＦｉｎＴｅｃｈ企業を支援するファンド事業への参画も検討するとしている。なお、新生銀行は１５日付で、ミロク情報の主要株主であるエヌケーホールディングス（東京都新宿区）からミロク情報株式３０万株（発行済み株式総数の０．９％）を取得している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）