愛光電気、前期経常を2.9倍上方修正、配当も5円増額

　愛光電気 <9909> [ＪＱ] が4月20日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の7800万円→2億2400万円(前の期は3億2300万円)に2.9倍上方修正し、減益率が75.9％減→30.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2700万円→1億7300万円(前年同期は8600万円)に6.4倍増額し、一転して2.0倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→40円(前の期は60円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績につきましては、第４四半期の売上及び売上総利益が好調に推移したことと、販売費及び一般管理費の人件費の減少により、営業利益、経常利益、当期純利益が業績予想数値を上回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。

　　2021年３月期の期末配当につきましては、通期業績予想の修正の通り計画数値を上回ったため、配当性向、内部留保など総合的に勘案すると共に、株主の皆様のご支援にお応えするため、2021年３月期予想の１株当たりの期末配当金を５円増配し、40円に修正いたします。なお、本件は2021年６月17日開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので、実際の業績等は今後様々な要因により変動することがあります。