シャルレ、前期経常を82％上方修正

　シャルレ <9885> [東証２] が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.5億円→2.7億円(前の期は3.7億円)に82.0％上方修正し、減益率が59.8％減→26.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2.3億円の赤字→1.1億円の赤字(前年同期は2.5億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期業績予想につきましては、売上高は前回予想よりもやや減少しましたが、利益面につきましては、コスト削減に加え、新型コロナウイルスの影響による営業活動の停滞で販売促進費などの先送りや中止などが起こり、販売費及び一般管理費が減少したことによって営業利益が増加する見込みです。それに伴い経常利益及び当期純利益も前回予想より増加する見込みです。●新型コロナウイルスによる当社事業への影響について　新型コロナウイルスによる当社事業への影響につきましては、生産委託先メーカーでの中国における生産出荷に遅延が発生しており、当社の商品の発売時期に遅れが生じております。また当社の卸売先である代理店向けに対しても、商品の説明会やセミナー・会合が出来ない状況にあり、営業活動に少なからず影響が出ております。このため、2021年3月期における業績への影響につきましては、現在精査中でありますが、重要性があるものに関しましては合理的な見積りが可能となった時点で速やかに公表いたします。　最後に、2020年3月期の決算発表につきましては、当初の予定通り5月13日を予定しております。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想と異なる場合があります。