シャルレ、今期経常を67％上方修正

　シャルレ <9885> [東証２] が1月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の9000万円→1億5000万円(前期は3億7300万円)に66.7％上方修正し、減益率が75.9％減→59.8％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の4000万円→1300万円(前期は2億2300万円)に67.5％下方修正し、減益率が82.1％減→94.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2億9300万円の赤字→2億3300万円の赤字(前年同期は2億5700万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、主に昨年リニューアルした化粧品やアウター等の衣料品の販売が振るわず、前回予想を下回る見込みです。　利益面につきましては、売上高は減少するものの、人員の減少や旅費等の一般管理費のコスト削減、一部の費用の計画実施時期を見直したことにより、営業利益及び経常利益は前回予想より増加する見込みです。当期純利益は特別損失の発生によって前回予想より減少する見込みです。　なお、配当予想につきましては、修正はありません。●特別損失の発生及びその理由　特別損失の計上　2020年4月1日付で現在８支店の営業拠点を東西２拠点に統合することを予定しており、支店の廃止に伴う原状復帰工事や移転費用、固定資産の除却等の費用が100百万円発生する見込みで、その費用を特別損失（支店閉鎖損失）として計上します。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。予想には様々な不確定要素が　　　 内在しており、実際の業績はこれらの予想と異なる場合があります。