くろがねやがストップ高カイ気配、ＤＣＭによる完全子会社化を好感

　くろがねや<9855.T>がストップ高カイ気配。２８日の取引終了後、ＤＣＭホールディングス<3050.T>がくろがねやを株式交換により完全子会社化することを発表、株式交換の比率はくろがねやの普通株式１株に対して、ＤＣＭホールディングスの普通株式０．６株を割り当てることから交換比率にサヤ寄せする動きになっている。

　くろがねやは、ＤＣＭブランドのＰＢ商品をはじめとするホームセンター商材の商品供給力や、グループ会社の店舗運営技術力を得るとともに、自社独自のノウハウを加えて計画的に収益性を改善できることを見込んでいる。また、ＤＣＭホールディングスは、くろがねやの歴史とそれに基づく確固たる地盤やノウハウを新たにグループに迎えることで、顧客層の拡大を見込んでいる。完全子会社化により、くろがねやは１１月２８日付で上場廃止（最終売買日は１１月２５日）となる予定。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）