オートバクス、前期経常を26％上方修正

　オートバックスセブン <9832> が4月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の81億円→102億円(前の期は80.5億円)に25.9％上方修正し、増益率が0.5％増→26.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の42億円→63億円(前年同期は33.6億円)に50.0％増額し、増益率が24.9％増→87.4％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、車の利用頻度向上によるメンテナンス用品や、寒波による冬季用品などの拡大した需要を取込みました。加えて、売上高総利益率の改善、販売費及び一般管理費の削減などに取り組みました。結果、2021年3月期の連結業績予想については、売上高は前回予想値を下回るものの、営業利益、経常利益、当期純利益がそれぞれ前回予想値を上回る見込みであります。※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因により当該予想値と異なる結果となる可能性があります。