トラスコ中山、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　トラスコ中山 <9830> [東証Ｐ] が8月10日後場(13:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比50.8％増の92.6億円に拡大し、従来予想の72.2億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の159億円→182億円(前期は150億円)に14.1％上方修正し、増益率が6.0％増→20.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.4％増の89.5億円とほぼ横ばいの計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の41.5円→46.5円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の52.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→8.0％に大幅改善した。

株探ニュース