福井コン、上期経常は一転1％増益で上振れ着地

　福井コンピュータホールディングス <9790> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比1.0％増の29.4億円となり、従来の4.9％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の53.8億円に対する進捗率は54.6％に達し、5年平均の51.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.7％減の24.4億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比15.4％減の15.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の47.5％→43.1％に低下した。

株探ニュース