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ナック<9788>は5日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%減の117.02億円、営業損失が2.43億円(前年同期は1.85億円の利益)、経常損失が2.30億円(同1.75億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.60億円(同0.69億円の利益)となった。
クリクラ事業の売上高は前年同期比3.4%減の34.59億円、営業利益は同26.2%減の1.25億円となった。新規顧客獲得のため、商品・サービスの安全性を改めて訴求するための新CM「クリクラあんしん宣言」の配信や、データ活用及び効率化を目的としたシステムインフラ「CrePF(クリクラプラットフォーム)」の実証、サステナビリティ戦略へ向けた投資等、引き続き販促活動強化に取り組んだ。直営部門では、顧客件数は微増傾向にあるものの、在宅時間の減少によりクリクラボトルや次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の消費ペースが下がった結果、売上高は前年同期比で減少した。加盟店部門では、感染症長期化による加盟店での営業活動の鈍化及び、2022年4月より加盟店向けのサーバー販売価格の改定を行ったことによる駆け込み需要からの反動減により、売上高は前年同期比で減少した。
レンタル事業の売上高は前年同期比11.8%増の40.81億円、営業利益は同42.7%増の4.14億円となった。主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比で微増となり、一方で、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては引き続き事業数を増やしており、結果売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期比で増加した。害虫駆除器「with」を主力とするウィズ事業では、主要顧客である飲食店も徐々に営業を再開し、停止していた定期納品が回復傾向にあった結果、売上高は前年同期比で増加した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、感染症ワクチンの職域接種会場運営の受注が引き続き好調であったことから、売上高は前年同期比で大幅に増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比24.8%減の13.02億円、営業損失は1.93億円(前年同期は0.84億円の利益)となった。コンサルティング部門(当期よりノウハウ販売部門から名称変更)では、顧客である地場工務店における建築費の高騰や感染症関連融資の返済開始等により購買力が低下し、売上高は前年同期比で大幅に減少した。省エネ関連部資材の施工及び販売を手がけるナックスマートエネルギーでは、長期化する半導体不足による蓄電池及びパワーコンディショナー等の納入遅延・停止を原因とする工期遅延により売上高は前年同期比で減少した。住宅フランチャイズ事業を展開するエースホームでは、加盟店での上棟数減少に伴う卸売減少に加え、前年同期に好調であった同社との共同開発商品の反動減もあり、売上高は前年同期比で減少した。
住宅事業の売上高は前年同期比15.9%減の13.71億円、営業損失は1.97億円(前年同期は1.14億円の損失)となった。ケイディアイでは、土地価格高騰の影響による仕入苦戦で、販売在庫が減少し売上高は前年同期比で減少した。ジェイウッドでは、一棟単価の高いKUNIMOKU HOUSE事業での完工棟数の減少により売上高は前年同期比で大幅に減少した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比5.2%増の14.93億円、営業損失は0.41億円(前年同期は1.83億円の利益)となった。JIMOSでは、2021年9月にインフィニティービューティー事業及び代謝生活CLUB事業をアップセールとして新設分割したことによる減少分を除くと、新規顧客獲得の好調もあり売上高は前年同期比で微増となった。尚、アップセールでは、2022年1月に医薬品通販事業を買収し事業参入したものの、既存のヘアケア事業における価格改定による売上高減少をカバーするに至らず、新設分割前の事業単位と比較した売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーでは、主力の栄養補助食品の顧客数が減少傾向にあり、売上高は前年同期比で減少した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.2%増の600.00億円、営業利益が同8.7%増の30.00億円、経常利益が同7.4%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.1%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。
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クリクラ事業の売上高は前年同期比3.4%減の34.59億円、営業利益は同26.2%減の1.25億円となった。新規顧客獲得のため、商品・サービスの安全性を改めて訴求するための新CM「クリクラあんしん宣言」の配信や、データ活用及び効率化を目的としたシステムインフラ「CrePF(クリクラプラットフォーム)」の実証、サステナビリティ戦略へ向けた投資等、引き続き販促活動強化に取り組んだ。直営部門では、顧客件数は微増傾向にあるものの、在宅時間の減少によりクリクラボトルや次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の消費ペースが下がった結果、売上高は前年同期比で減少した。加盟店部門では、感染症長期化による加盟店での営業活動の鈍化及び、2022年4月より加盟店向けのサーバー販売価格の改定を行ったことによる駆け込み需要からの反動減により、売上高は前年同期比で減少した。
レンタル事業の売上高は前年同期比11.8%増の40.81億円、営業利益は同42.7%増の4.14億円となった。主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比で微増となり、一方で、家事代行や害虫駆除、花と庭木の管理といった包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては引き続き事業数を増やしており、結果売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期比で増加した。害虫駆除器「with」を主力とするウィズ事業では、主要顧客である飲食店も徐々に営業を再開し、停止していた定期納品が回復傾向にあった結果、売上高は前年同期比で増加した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、感染症ワクチンの職域接種会場運営の受注が引き続き好調であったことから、売上高は前年同期比で大幅に増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比24.8%減の13.02億円、営業損失は1.93億円(前年同期は0.84億円の利益)となった。コンサルティング部門(当期よりノウハウ販売部門から名称変更)では、顧客である地場工務店における建築費の高騰や感染症関連融資の返済開始等により購買力が低下し、売上高は前年同期比で大幅に減少した。省エネ関連部資材の施工及び販売を手がけるナックスマートエネルギーでは、長期化する半導体不足による蓄電池及びパワーコンディショナー等の納入遅延・停止を原因とする工期遅延により売上高は前年同期比で減少した。住宅フランチャイズ事業を展開するエースホームでは、加盟店での上棟数減少に伴う卸売減少に加え、前年同期に好調であった同社との共同開発商品の反動減もあり、売上高は前年同期比で減少した。
住宅事業の売上高は前年同期比15.9%減の13.71億円、営業損失は1.97億円(前年同期は1.14億円の損失)となった。ケイディアイでは、土地価格高騰の影響による仕入苦戦で、販売在庫が減少し売上高は前年同期比で減少した。ジェイウッドでは、一棟単価の高いKUNIMOKU HOUSE事業での完工棟数の減少により売上高は前年同期比で大幅に減少した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比5.2%増の14.93億円、営業損失は0.41億円(前年同期は1.83億円の利益)となった。JIMOSでは、2021年9月にインフィニティービューティー事業及び代謝生活CLUB事業をアップセールとして新設分割したことによる減少分を除くと、新規顧客獲得の好調もあり売上高は前年同期比で微増となった。尚、アップセールでは、2022年1月に医薬品通販事業を買収し事業参入したものの、既存のヘアケア事業における価格改定による売上高減少をカバーするに至らず、新設分割前の事業単位と比較した売上高は前年同期比で減少した。ベルエアーでは、主力の栄養補助食品の顧客数が減少傾向にあり、売上高は前年同期比で減少した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.2%増の600.00億円、営業利益が同8.7%増の30.00億円、経常利益が同7.4%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.1%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。
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