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本特集では、5月2日までに発表された決算の中で、18年1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄に注目してみた(5月2日現在)。
下表では、本決算月にかかわらず、18年1-3月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を上回って着地した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している24社を選び出し、1-3月期の過去最高益の上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップのフジ住宅 <8860> はJR和歌山駅前の大型分譲マンションの引き渡しが進み、1-3月期(第4四半期)の経常利益は四半期ベースの過去最高益を64.5%も上回る32.5億円に拡大して着地。併せて発表した19年3月期の同利益は前期比5.9%増の65億円と3期連続最高益を計画する。2位の東京エレクトロン <8035> はデータセンター向けサーバーの旺盛なメモリー需要を追い風に、半導体製造装置の販売好調が続く。1-3月期(第4四半期)の経常利益は1003億円と四半期ベースで初の1000億円大台突破を達成した。
3位に入ったナブテスコ <6268> の1-3月期(第1四半期)は産業用ロボット向け精密減速機や建設機械向け油圧機器が好調だったうえ、鉄道車両用機器や航空機器の販売も伸びた。さらに持分法適用関連会社ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> [JQ]に係る投資利益60億円を計上したことも寄与し、経常利益は過去最高益を35.3%上回る123億円に膨らんだ。上期(1-6月)計画の157億円に対する進捗率は78.6%と高水準で業績上振れが期待される。
4位のベリサーブ <3724> は次世代自動車関連システムの検証業務で新規案件の開拓が進み、1-3月期経常利益は9四半期ぶりに過去最高益を更新した。また、ベリサーブの親会社で14位に入ったSCSK <9719> は流通向けシステム開発案件が伸びたうえ、金融システム部門の採算が改善し、1-3月期(第4四半期)経常利益は132億円に拡大して着地。19年3月期の同利益は前期比3.3%増の375億円と8期連続の最高益更新を狙う。
選出リストでは、ベリサーブ、SCSKをはじめ情報通信業が多くリストアップされた。なかでも、7位の兼松エレクトロニクス <8096> 、16位の野村総合研究所 <4307> は決算発表後に株価が上場来高値を更新した。兼松エレクは8期連続の増配計画、野村総研は自社株買いの実施を発表しており、株主還元の強化も評価されたようだ。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<8860> フジ住 64.5 3259 1981 5.9 6500 6139 7.6
<8035> 東エレク 47.7 100311 67917 30.4 366000 280737 12.6
<6268> ナブテスコ 35.3 12338 9117 2.8 35900 34907 17.8
<3724> ベリサーブ 25.3 565 451 3.0 1600 1554 15.7
<2327> NSSOL 24.6 8669 6955 3.9 24000 23106 18.8
<1959> 九電工 19.9 16522 13775 9.8 41000 37342 13.5
<8096> 兼松エレク 18.2 4166 3526 3.8 10000 9636 16.3
<7220> 武蔵精密 15.3 5450 4726 1.7 16200 15929 12.6
<3053> ペッパー 13.2 712 629 73.9 4037 2322 45.3
<4709> ID 12.6 511 454 17.7 1500 1274 19.9
<6516> 山洋電 11.1 2393 2153 30.0 11100 8540 14.9
<8174> 日ガス 9.1 6796 6232 13.3 13800 12176 24.9
<1942> 関電工 7.9 11195 10380 0.5 31300 31144 13.1
<9719> SCSK 7.4 13256 12346 3.3 37500 36291 20.9
<2491> Vコマース 7.2 821 766 8.6 2450 2257 31.1
<4307> 野村総研 4.5 18459 17666 7.3 71000 66161 26.9
<6745> ホーチキ 4.2 3095 2971 5.1 5700 5422 13.8
<3457> ハウスドゥ 4.0 414 398 60.7 1900 1182 28.3
<6594> 日電産 3.8 44737 43093 12.5 185000 164460 34.7
<3091> ブロンコB 3.2 800 775 6.9 3000 2807 32.5
<6436> アマノ 2.2 5369 5254 4.2 15700 15060 20.9
<6028> テクノプロH 1.4 3056 3015 15.1 11000 9559 29.5
<6923> スタンレー 0.6 16480 16385 4.1 60000 57657 16.4
<7575> 日本ライフL 0.4 2857 2846 7.0 11482 10730 32.2
※ 2017年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
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下表では、本決算月にかかわらず、18年1-3月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を上回って着地した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している24社を選び出し、1-3月期の過去最高益の上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップのフジ住宅 <8860> はJR和歌山駅前の大型分譲マンションの引き渡しが進み、1-3月期(第4四半期)の経常利益は四半期ベースの過去最高益を64.5%も上回る32.5億円に拡大して着地。併せて発表した19年3月期の同利益は前期比5.9%増の65億円と3期連続最高益を計画する。2位の東京エレクトロン <8035> はデータセンター向けサーバーの旺盛なメモリー需要を追い風に、半導体製造装置の販売好調が続く。1-3月期(第4四半期)の経常利益は1003億円と四半期ベースで初の1000億円大台突破を達成した。
3位に入ったナブテスコ <6268> の1-3月期(第1四半期)は産業用ロボット向け精密減速機や建設機械向け油圧機器が好調だったうえ、鉄道車両用機器や航空機器の販売も伸びた。さらに持分法適用関連会社ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> [JQ]に係る投資利益60億円を計上したことも寄与し、経常利益は過去最高益を35.3%上回る123億円に膨らんだ。上期(1-6月)計画の157億円に対する進捗率は78.6%と高水準で業績上振れが期待される。
4位のベリサーブ <3724> は次世代自動車関連システムの検証業務で新規案件の開拓が進み、1-3月期経常利益は9四半期ぶりに過去最高益を更新した。また、ベリサーブの親会社で14位に入ったSCSK <9719> は流通向けシステム開発案件が伸びたうえ、金融システム部門の採算が改善し、1-3月期(第4四半期)経常利益は132億円に拡大して着地。19年3月期の同利益は前期比3.3%増の375億円と8期連続の最高益更新を狙う。
選出リストでは、ベリサーブ、SCSKをはじめ情報通信業が多くリストアップされた。なかでも、7位の兼松エレクトロニクス <8096> 、16位の野村総合研究所 <4307> は決算発表後に株価が上場来高値を更新した。兼松エレクは8期連続の増配計画、野村総研は自社株買いの実施を発表しており、株主還元の強化も評価されたようだ。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<8860> フジ住 64.5 3259 1981 5.9 6500 6139 7.6
<8035> 東エレク 47.7 100311 67917 30.4 366000 280737 12.6
<6268> ナブテスコ 35.3 12338 9117 2.8 35900 34907 17.8
<3724> ベリサーブ 25.3 565 451 3.0 1600 1554 15.7
<2327> NSSOL 24.6 8669 6955 3.9 24000 23106 18.8
<1959> 九電工 19.9 16522 13775 9.8 41000 37342 13.5
<8096> 兼松エレク 18.2 4166 3526 3.8 10000 9636 16.3
<7220> 武蔵精密 15.3 5450 4726 1.7 16200 15929 12.6
<3053> ペッパー 13.2 712 629 73.9 4037 2322 45.3
<4709> ID 12.6 511 454 17.7 1500 1274 19.9
<6516> 山洋電 11.1 2393 2153 30.0 11100 8540 14.9
<8174> 日ガス 9.1 6796 6232 13.3 13800 12176 24.9
<1942> 関電工 7.9 11195 10380 0.5 31300 31144 13.1
<9719> SCSK 7.4 13256 12346 3.3 37500 36291 20.9
<2491> Vコマース 7.2 821 766 8.6 2450 2257 31.1
<4307> 野村総研 4.5 18459 17666 7.3 71000 66161 26.9
<6745> ホーチキ 4.2 3095 2971 5.1 5700 5422 13.8
<3457> ハウスドゥ 4.0 414 398 60.7 1900 1182 28.3
<6594> 日電産 3.8 44737 43093 12.5 185000 164460 34.7
<3091> ブロンコB 3.2 800 775 6.9 3000 2807 32.5
<6436> アマノ 2.2 5369 5254 4.2 15700 15060 20.9
<6028> テクノプロH 1.4 3056 3015 15.1 11000 9559 29.5
<6923> スタンレー 0.6 16480 16385 4.1 60000 57657 16.4
<7575> 日本ライフL 0.4 2857 2846 7.0 11482 10730 32.2
※ 2017年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
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