ＮＣＳ＆Ａ [東証２] が1月31日大引け後(17:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は4.7億円の黒字(前年同期は3.2億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億円→7億円(前期は1.8億円)に40.0％上方修正し、増益率が2.7倍→3.8倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億円→4億円(前年同期は4億円)に97.1％増額し、一転して1.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→12円(前期は8円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.8億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.0％→3.4％に急改善した。