決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … Ｊ・ＴＥＣ、ブロメディア、野崎紙 (10月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ニューフレア <6256>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.2％減の53.7億円に減ったが、通期計画の91億円に対する進捗率は59.1％に達し、5年平均の52.6％も上回った。

▲No.7　ヤスハラケミ <4957>
　20年3月期の連結経常利益を従来予想の3億0100万円→9500万円(前期は9億7500万円)に68.4％下方修正し、減益率が69.1％減→90.3％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6256> ニューフレア 　ＪＱ　　 -8.40 　 10/30　　上期　　　 -8.19
<4347> ブロメディア 　ＪＱ　　 -7.95 　 10/30　　上期　　　　黒転
<7464> セフテック 　　ＪＱ　　 -5.90 　 10/30　　上期　　　　2.64
<3352> バッファロー 　ＪＱ　　 -5.15 　 10/30　　上期　　　 72.22
<3633> ＧＭＯペパボ 　ＪＱ　　 -4.34 　 10/30　　　3Q　　　 56.67

<3839> ＯＤＫ 　　　　ＪＱ　　 -3.78 　 10/30　　上期　　　　赤拡
<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 -3.01 　 10/30　　上期　　　　赤転
<6912> 菊水電子 　　　ＪＱ　　 -2.51 　 10/30　　上期　　　 22.99
<7774> Ｊ・ＴＥＣ 　　ＪＱ　　 -2.47 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ　　 -2.18 　 10/30　　上期　　　 76.14

<7945> コマニー 　　　東２　　 -2.18 　 10/30　　上期　　　　赤転
<4987> 寺岡製 　　　　東２　　 -1.96 　 10/30　　上期　　　　赤転
<8249> テクノアソシ 　東２　　 -1.84 　 10/30　　上期　　　-37.00
<5907> ＪＦＥコンテ 　東２　　 -1.84 　 10/30　　上期　　　　2.80
<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 -1.82 　 10/30　　　3Q　　　 60.77

<7919> 野崎紙 　　　　東２　　 -1.64 　 10/30　　上期　　　　赤転
<2393> ケアサプライ 　東２　　 -1.62 　 10/30　　上期　　　　5.61
<7185> ヒロセ通商 　　ＪＱ　　 -1.44 　 10/30　　上期　　　-28.37
<9640> セゾン情報 　　ＪＱ　　 -1.09 　 10/30　　上期　　　 25.79
<5994> ファインシン 　東２　　 -0.98 　 10/30　　上期　　　-48.02

<6257> 藤商事 　　　　ＪＱ　　 -0.94 　 10/30　　上期　　　　赤転
<6180> ＧＭＯメディ 　東Ｍ　　 -0.79 　 10/30　　　3Q　　　-76.54
<5104> 日東化工 　　　東２　　 -0.57 　 10/30　　上期　　　　8.18
<8699> 沢田ＨＤ 　　　ＪＱ　　 -0.54 　 10/30　　上期　　　 -3.20
<6946> 日本アビオ 　　東２　　 -0.36 　 10/30　　上期　　　　赤縮

<1850> 南海辰村 　　　東２　　 -0.29 　 10/30　　上期　　　-51.37
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 -0.20 　 10/30　　上期　　　　5.18
<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 -0.16 　 10/30　　上期　　　　5.36
<4327> 日本ＳＨＬ 　　ＪＱ　　 -0.05 　 10/30　本決算　　　　3.01

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース