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日本空港ビルデングのニュース

日本空港ビルデングのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/08/25 05:30

前田工繊 <7821>  3,215円 (+175円、+5.8%)

 東証プライムの上昇率10位。前田工繊 <7821> [東証P]が続急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が23日付で、投資判断「オーバーウエイト」を継続し、目標株価を4250円から4650円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、インダストリーインフラ事業でアルミ鍛造ホイールを製造・販売するBBS事業の成長局面入りと、建設・土木資材などを手掛けるソーシャルインフラ事業の安定成長で23年6月期以降の過去最高営業利益(21年9月期64億6200万円)の連続更新を予想。特に、BBSの海外新規案件の寄与などによる売り上げ拡大が想定以上として、23年6月期の営業利益予想を82億円から90億円へ、24年6月期を同95億円から102億円へ引き上げている。これに対して、株価は中長期の利益拡大を十分織り込んでいないと指摘している。

あいHD <3076>  1,956円 (+105円、+5.7%)

 あい ホールディングス <3076> [東証P]が急反発。24日午前9時ごろ、子会社Social Area Networksの位置情報デバイスが、日本空港ビルデング <9706> [東証P]と花岡車輛(東京都江東区)が羽田空港において共同で開始する位置管理対応空港カート・屋内外位置管理システムの実証実験に採用されたと発表しており、これが好感された。今回の実証実験で使う、花岡車輛と共同で開発された「ソーラービーコン搭載空港カート」は、カートの電源が不要のため、空港内の空港カートをバッテリー交換することなく屋内外で位置管理できることなどが特徴。これにより、サービス向上及び将来的な労働力不足の解消を目指すとしている。

日本一ソフト <3851>  1,520円 (+59円、+4.0%)

 日本一ソフトウェア <3851> [東証S]が大幅反発。23日の取引終了後、シミュレーションRPG最新作「魔界戦記ディスガイア7」を来年1月26日に発売すると発表しており、これが好材料視された。同タイトルは、来年1月で20周年を迎える「魔界戦記ディスガイア」シリーズの最新作。和風の魔界を舞台に、武士道に憧れる少女と武士道嫌いの青年が互いの信念のために共闘する物語が描かれるという。

ホシデン <6804>  1,601円 (+43円、+2.8%)

 ホシデン <6804> [東証P]が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が23日付で、投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を1300円から1650円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。円安に加えて、アミューズメント関連の需要動向と収益性向上を織り込み、23年3月期の営業利益予想を90億円から140億円へ、24年3月期を同80億円から100億円へ上方修正したことが要因としている。

オリンパス <7733>  3,088円 (+81円、+2.7%)

 オリンパス <7733> [東証P]が反発。24日付の日本経済新聞朝刊で「生物顕微鏡などを手がける科学事業の売却交渉で、米大手投資ファンドのベインキャピタルを軸に調整に入ったことが23日、分かった」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、ベインの買収額は4000億円規模になる見通しという。23日午後に同件が電子版で報じられたことを受けて会社側では、「当社の発表に基づくものではない。現在、科学新会社であるエビデントの全株式を第三者に譲渡することを念頭に置いた検討作業を進めているが、決定した事実はない」とコメントしている。

ヒトコムHD <4433>  1,843円 (+37円、+2.1%)

 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス <4433> [東証P]が続伸。23日の取引終了後、グループ会社UsideUの遠隔・リモート接客クラウド「TimeRep」が、福岡空港の案内所でサービス提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。「TimeRep」は、アバター及び実写を介した接客により、非対面・非接触を実現しつつ、接客員が複数拠点を担当することで生産性が向上するニューノーマル時代の接客システム。労働人材不足やコロナ禍を背景に、生産性向上や非対面・非接触など複数のニーズが生じていることに加えて、事業環境やサービス種類などの諸条件にフレキシブルに対応できるため、今回の採用に至ったという。

しまむら <8227>  12,700円 (+240円、+1.9%)

 しまむら <8227> [東証P]が3日続伸。23日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比2.1%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。猛暑が続いたことで夏物全般が売り上げを伸ばした。アウター衣料では、婦人のジレとTシャツやタンクトップのコーディネートが売れ筋となったほか、実用商品では「FIBER DRY」の肌着や寝具、インテリアが好調だった。また、夏休みのお出掛け需要で、婦人ティーンズ向け商品やサンダル、帽子やリュックが売れ筋となり、お盆の帰省需要では、ふとんセットや敷き布団が売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同1.7%増だった。

ADEKA <4401>  2,393円 (+43円、+1.8%)

 ADEKA <4401> [東証P]が3日ぶりに反発。23日の取引終了後、上限を50万株(発行済み株数の0.5%)、または11億7500万円とする自社株を、24日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表したことが好感された。資本効率の向上を図るとともに将来の機動的な資本戦略に備えるためという。

ベルーナ <9997>  742円 (+13円、+1.8%)

 ベルーナ <9997> [東証P]が上伸。23日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高が、前年同月比0.5%増と7ヵ月ぶりに前年実績を上回っており、これが好感された。呉服関連事業が同6.5%増、グランベルホテルなどの売り上げ増によりプロパティ事業が同61.7%増と引き続き伸長した。また、データベース活用事業などの寄与で通販事業は同5.0%減となったものの、前月の同10.9%減から改善した。

INPEX <1605>  1,595円 (+27円、+1.7%)

 INPEX <1605> [東証P]が6日続伸。そのほか、ENEOSホールディングス <5020> [東証P]など石油関連株が高かった。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が前日22日比3.38ドル高の1バレル=93.74ドルまで上昇した。一時94.22ドルまで値を上げた。サウジアラビアの石油相が原油価格の安定に向けて主な産油国が減産する可能性を示唆したと伝わったことが材料視された。原油価格は16日の85ドル台を底に反発基調となっている。

カネカ <4118>  3,705円 (+45円、+1.2%)

 カネカ <4118> [東証P]が3日ぶり反発。24日付の日本経済新聞朝刊で「欧州で、自動車の組み立て工程や建築向け接着剤の原料であるポリマーを増産する」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、ベルギーの既存工場に約50億円を投じて新しい建屋を設け、生産能力を現在より約3割増やすという。同製品は加熱工程をなくすことができることからエネルギー使用量の削減につながり、環境規制が厳しい欧州で需要が伸びているとされ、需要増に対応するのが狙いのようだ。

大気社 <1979>  3,315円 (+35円、+1.1%)

 大氣社 <1979> [東証P]が反発。SMBC日興証券が23日付で、投資評価「2」を継続し、目標株価を3500円から3600円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、半導体関連分野などの産業空調受注は好調に推移する見込みで、24年3月期にかけて業績回復が続く見通しと評価。23年3月期の営業利益予想は125億円の従来予想を据え置いたが、24年3月期は同130億円から135億円へ引き上げた。また、年間20億円をメドとする自己株買いといった株主還元方針も支えとなり、建設会社のなかでは安定した株価パフォーマンスとなると予想している。

※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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