アイエスビーが４日ぶり反発、５Ｇ関連の有力銘柄で物色人気再燃◇

　アイ・エス・ビー<9702.T>が４日ぶり急反発、一時１１．５％高と値を飛ばし８月１０日の年初来高値２３６６円を視界に捉える場面があった。携帯電話向けで高実績を持つ通信ソフト開発会社で５Ｇ関連基地局に絡む案件が伸びている。きょう午後１時半からソフトバンクグループ<9984.T>とトヨタ自動車<7203.T>が共同記者会見を行うことを発表しており、自動運転車など移動サービス分野で協業するとみられている。その際５Ｇはインフラの側面から自動運転分野でも重要な役割を担うことが予想され、関連有力株として同社にも買いが集まっている。前日に総務省主催でソフトバンクグループのほか、ＮＴＴドコモ<9437.T>、ＫＤＤＩ<9433.T>などの首脳が出席した５Ｇに関する公開討論が行われており、これも同関連銘柄の株価を刺激している側面もある。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS