＜クローズアップ＞ ＧＷ接近！旅行関連に注目、日並びの悪さが国内回帰呼ぶ（３）

　オリエンタルランド<4661.T>は１日、１３年度の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入園者数が前年度比１３．８％増の３１２９万８０００人と、初めて３０００万人を突破したと発表、２年連続でこれまでの最高を更新した。開園３０周年記念イベントや、内容を刷新した東京ディズニーランドのパレードやアトラクションが人気を集めた。家族連れなどの入場が増え、周辺のグループ関連ホテルの需要も高まった。１４年度の入園者数に関しては、３０周年記念のイベントといった特殊要因がないことから、減少を見込んでいるものの上方修正の可能性もある。

　このほかでは、運営する「スパリゾートハワイアンズ」の１３年度入場者数が１５０万７０００人（前年比７％増）と、５年ぶりに１５０万人を突破したと発表。あわせて３月の単月入場者数が１７万５０００人を記録し、１９６６年の創業以来最高記録となった常磐興産<9675.T>、「一休．ｃｏｍ」「一休．ｃｏｍビジネス」などのネット上の宿泊予約が堅調に推移し、業績向上を牽引している一休<2450.T>にも注目したい。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）