ナガワが一時１４％高、１２月１７日付で東証１部へ市場変更と記念配当実施を発表

　ナガワ<9663.T>が一時、前日比５５５円（１４．４％）高の４４００円まで買われ、１０月２３日につけた年初来高値３８５０円を約１カ月ぶりに更新している。前日２５日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、１２月１７日付で東証１部へ市場変更されることになったと発表しており、ＴＯＰＩＸ連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買われている。
　同社は、建設現場などで使用されるユニットハウスの大手。１６年３月期の連結業績予想は、売上高２５５億円（前期比４．０％増）、経常利益４２億円（同５．６％増）を見込んでいる。また、東証１部への市場変更に伴い、期末一括配当で記念配当１５円を実施すると発表した。普通配当２５円と合わせて４０円（従来予想２５円、前期４０円）を予定しており、これもあわせて好材料視されている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）