中日興、非開示だった今期最終は赤字転落、配当も10円減額

　中日本興業 <9643> [名証２] が11月12日後場(14:40)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終損益(非連結)は2億6000万円の赤字(前年同期は1億5600万円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は最終損益が3億2000万円の赤字(前期は1億0500万円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益は6000万円の赤字(前年同期は5100万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→50円(前期は60円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終損益は9100万円の赤字(前年同期は1億1100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の12.8％→-26.3％に急悪化した。

株探ニュース