ＮＴＴデータ、銀行、クレジットの金融系システムが好調、今期は増収増益を見込む

　ＮＴＴデータが１１日引け後に、１１年３月期連結業績予想と１０年３月期決算を発表。１１年３月期業績は、売上高１兆２０００億円（前期比５％増）、営業利益９００億円（同１０．２％増）、純利益４７０億円（同３１．８％増）を計画。銀行、クレジットの金融系システム向けなどの売上増加や連結子会社の業績回復などにより増収を予想している。営業利益は販管費の増加が見込まれるものの、売上増加に伴う利益増や製造要員の稼働率向上などで、利益率が向上する見通し。

　１０年３月期決算は、売上高１兆１４２９億４０００万円（前期比０．３％増）、営業利益８１６億８９００万円（同１７．１％減）、純利益３５６億６２００万円（同２６．３％減）だった。

　終値は９５００円安の３２万３０００円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社