北陸ガス、今期経常を一転40％減益に下方修正

　北陸ガス <9537> [東証Ｓ] が11月2日後場(14:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比83.4％減の5600万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億2000万円→4億1000万円(前期は6億8700万円)に50.0％下方修正し、一転して40.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比1.4％増の3億5400万円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は8億8800万円の赤字(前年同期は7億0900万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-6.0％→-7.7％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間までの業績及び今後のガス原料価格が当初の想定を下回る見通しであることを踏まえ、売上及び原料費の見込みを修正したほか、経年ガス管取替工事に伴う除却費等諸経費の見直しを行い、連結・個別とも2023年５月15日に公表した2024年３月期の業績予想を上記の通り修正いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。