テクニカルで選ぶ注目株＝角川ＧＨＤ：２６週移動平均線を突破、取組も良好

　出版大手の一角を占める角川グループホールディングスの株価が６日に前日比１２円高と上伸して、日足一目均衡表の２本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも今週にはわずかではあるが２６週移動平均線を上回ってきたことから、株価が１３週・２６週の両移動平均線に対するプラスカイ離を維持できれば、０９年１２月以来となる週足ベースのゴールデンクロス形成に向け、堅調な値動きが期待できそうだ。連結ＰＢＲは０．８倍台の水準にあり、４月２３日時点の東証信用残倍率が０．２５倍と取組は良好である。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社