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日経225先物は11時30分時点、前日比60円安の2万6520円(-0.22%)前後で推移している。26日の米国市場は感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場となり手掛かり材料に欠けるなか、寄り付きは2万6450円とシカゴ先物清算値(2万6470円)にサヤ寄せして始まった。寄り付き後はじりじりと切り返す流れとなり、前場半ばには一時2万6640円と上昇に転じる場面がみられた。しかし、前引けにかけては2万6420円まで売り込まれるなど、結局は2万6500円を挟んだこう着感の強い展開である。
米国市場の休場の影響から海外勢のフローは限られているとみられ、薄商いの中を短期筋の仕掛け的な売買に振らされている状況。一方で、TOPIX先物はプラス圏で推移しており、NTTドコモ <9437> ドコモの指数構成銘柄からの除外に伴うリバランス買いによる需給要因が影響している。この影響によりNT倍率は先物中心限月で14.83まで低下しているが、リバランスが一巡する来週以降の需給変化を見極めたいところであろう。米国では景気敏感株に利益確定の売りが出ていたが、一方でハイテク株への資金シフトがみられていた。
日経225先物はオプション権利行使価格の2万6500円を中心に、権利行使価格2万6375円と2万6625円でのレンジ内で推移している。後場についても、この辺りでの推移が続きそうである。なお、引けにかけてはTOPIX型のリバランス需給に対して、先回り買いの利益確定と反動安を狙った売りによる攻防が意識されてくるだろう。
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