エヌジェイ、今期最終を一転赤字に下方修正

　エヌジェイホールディングス <9421> [ＪＱ] が5月13日大引け後(16:00)に決算を発表。21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結最終損益は7800万円の赤字となった。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1000万円の黒字→9000万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終損益も従来予想の400万円の赤字→1億0400万円の赤字に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終損益は9200万円の赤字となった。

　※20年6月期(15ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、ゲーム事業において、受注済み案件を中心に概ね予定どおり進捗しておりますが、外注費の投入時期がややずれ込む見込みであることを踏まえ、12,030百万円となる見込みです。　営業利益及び経常利益につきましては、ゲーム事業における人員稼働率の改善に向けた進捗状況を踏まえ、それぞれ210百万円、190百万円となる見込みです。　親会社株主に帰属する当期純損益につきましては、下記「特別損失の計上について」により、90百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となる見込みです。・特別損失の計上について　2021年6月期第3四半期連結決算において、主に本社減床等の決定に伴い、減損損失79百万円、賃貸借契約解約損38百万円を特別損失に計上いたしました。本社減床に関しては、2021年3月26日付「本社減床に関するお知らせ」をご参照ください。