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日本BS放送のニュース
*16:48JST BS11 Research Memo(8):新たに策定した「Value 3」を強力に推進
■今後の見通し
2. 2024年8月期の新たな重点施策
日本BS放送<9414>は、中長期戦略のなかで重点施策を制定しており、2023年8月期は、1) コンテンツ力の強化、2) コンテンツの有効活用による価値最大化、3) 「非放送分野」の拡大、4) セールスメニューの開発強化、5) コラボレーション施策の推進、の5つを「Value 5」として掲げ、実行することで、前述してきたように開局15周年にふさわしいマルチな実績をあげることができた。コンテンツ力の強化とその有効活用により、配信ビジネス等非放送分野も相乗して拡大され、これらがセールスメニューの拡充・強化にもつながるという好循環が生まれており、事業の幅を拡げている。2024年8月期は、「Value 5」の5つの施策を、1) コンテンツ価値の最大化、2) 投資最適化へ向けた意識改革、3) 放送周辺事業の強化と発展、の3つの施策に集約し、「Value 3」として新しく策定した。「Value 5」で実施した施策や実績をベースに手ごたえを掴んだ取り組みをさらに強化していく、成長に向けた施策であると弊社は見ている。
コンテンツ価値の最大化については、前期に続いて番組コンテンツ力を強化していく方針である。9月に特番「江口洋介35周年記念ライブBE HERE NOW」、10月に「2023年度 全日本学生柔道 体重別選手権大会」を放映し、今冬には世界最大のアニソンライブイベント「アニメロサマーライブ 2023-AXEL-」を3年連続で独占放送する予定だ。また、10月の番組改編では、新番組として「中山秀征の楽しく1万歩!街道びより」、U-NEXTとの共同制作番組「ワールドスポーツCLIP! Supported by U-NEXT」の投入や、U-NEXTの人気韓国ドラマ「韓流セレクションSupported by U-NEXT『模範刑事』」、「ディスカバリー傑作選 全米捜索!バック・トゥ・ザ・フューチャー」といった購入コンテンツによる番組ラインナップ強化を図った。配信プラットフォームU-NEXTとは、今後も放送及び配信の分野で視聴者拡大に向けた様々なコラボレーションを進める方針である。
コンテンツ価値の最大化を実現していくためには、ポストコロナ・ポストデフレ時代を見据え、視聴者にとって魅力的なコンテンツ、事業への最適な投資が必要になる。また、制作コストの上昇が見込まれるなかで、それに見合う事業収入を得られる効果的かつ効率的な投資を進めていくことも重要だ。これらに向けて、社内での費用対効果に対する意識改革を徹底する方針と弊社では見ている。
放送周辺事業の強化と発展については、コンテンツ価値の最大化との相乗効果を活用し、前期に続いてアニメ・配信ビジネスを軸としたイベント等、積極的に事業を展開していく方針である。アニメは、10月クールから「ラグナクリムゾン」「アンダーニンジャ」「新しい上司はど天然」等を投入。イベントについては、9月に番組連動のトークライブイベント「太田和彦×松尾貴史 居酒屋を語る!」及び「植田鳥越 口は〇〇のもと~五臓六腑~」を、10月に「貴公子たちの音楽会 Vol.3 @博物館明治村 特別編」を開催した。「貴公子たちの音楽会」は、過去2回の開催時と同様にマルチに展開していく予定である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<SI>
2. 2024年8月期の新たな重点施策
日本BS放送<9414>は、中長期戦略のなかで重点施策を制定しており、2023年8月期は、1) コンテンツ力の強化、2) コンテンツの有効活用による価値最大化、3) 「非放送分野」の拡大、4) セールスメニューの開発強化、5) コラボレーション施策の推進、の5つを「Value 5」として掲げ、実行することで、前述してきたように開局15周年にふさわしいマルチな実績をあげることができた。コンテンツ力の強化とその有効活用により、配信ビジネス等非放送分野も相乗して拡大され、これらがセールスメニューの拡充・強化にもつながるという好循環が生まれており、事業の幅を拡げている。2024年8月期は、「Value 5」の5つの施策を、1) コンテンツ価値の最大化、2) 投資最適化へ向けた意識改革、3) 放送周辺事業の強化と発展、の3つの施策に集約し、「Value 3」として新しく策定した。「Value 5」で実施した施策や実績をベースに手ごたえを掴んだ取り組みをさらに強化していく、成長に向けた施策であると弊社は見ている。
コンテンツ価値の最大化については、前期に続いて番組コンテンツ力を強化していく方針である。9月に特番「江口洋介35周年記念ライブBE HERE NOW」、10月に「2023年度 全日本学生柔道 体重別選手権大会」を放映し、今冬には世界最大のアニソンライブイベント「アニメロサマーライブ 2023-AXEL-」を3年連続で独占放送する予定だ。また、10月の番組改編では、新番組として「中山秀征の楽しく1万歩!街道びより」、U-NEXTとの共同制作番組「ワールドスポーツCLIP! Supported by U-NEXT」の投入や、U-NEXTの人気韓国ドラマ「韓流セレクションSupported by U-NEXT『模範刑事』」、「ディスカバリー傑作選 全米捜索!バック・トゥ・ザ・フューチャー」といった購入コンテンツによる番組ラインナップ強化を図った。配信プラットフォームU-NEXTとは、今後も放送及び配信の分野で視聴者拡大に向けた様々なコラボレーションを進める方針である。
コンテンツ価値の最大化を実現していくためには、ポストコロナ・ポストデフレ時代を見据え、視聴者にとって魅力的なコンテンツ、事業への最適な投資が必要になる。また、制作コストの上昇が見込まれるなかで、それに見合う事業収入を得られる効果的かつ効率的な投資を進めていくことも重要だ。これらに向けて、社内での費用対効果に対する意識改革を徹底する方針と弊社では見ている。
放送周辺事業の強化と発展については、コンテンツ価値の最大化との相乗効果を活用し、前期に続いてアニメ・配信ビジネスを軸としたイベント等、積極的に事業を展開していく方針である。アニメは、10月クールから「ラグナクリムゾン」「アンダーニンジャ」「新しい上司はど天然」等を投入。イベントについては、9月に番組連動のトークライブイベント「太田和彦×松尾貴史 居酒屋を語る!」及び「植田鳥越 口は〇〇のもと~五臓六腑~」を、10月に「貴公子たちの音楽会 Vol.3 @博物館明治村 特別編」を開催した。「貴公子たちの音楽会」は、過去2回の開催時と同様にマルチに展開していく予定である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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