ＢＳ１１ Research Memo（8）：社会課題の解決に貢献する情報発信

*12:48JST ＢＳ１１ Research Memo（8）：社会課題の解決に貢献する情報発信 ■SDGsへの取り組み

日本BS放送<9414>のサステナビリティへの取り組みについては、主に社会課題の解決に貢献する情報発信が挙げられる。様々な視聴者層に向けた教育機会の提供として、コンテンツを制作している。レギュラー番組の「偉人・敗北からの教訓」においては、偉人たちが犯した歴史的な大失敗から、その背景、要因、影響などを読み解き、偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、現代を生きる人の教訓とすることができる。絵本の読み聞かせ番組の「今日のえほん」では、未来を切り開くすべての子どもたちのために、心を豊かにする絵本と出会う機会を提供している。京都文化の継承として「京都画報」「京都浪漫　悠久の物語」をレギュラー放送しているほか、地方振興のために「桜前線全国キャスターリレー！」を、毎年テーマを変えながら放送している。そのほか、環境に関する問題提起を込めた番組などを放送・配信している。

子会社である理論社、国土社においては出版書籍による教育機会の提供を行っており、子どもの本の専門出版社が集まり良質な児童図書の出版・普及活動を目的とする「児童図書 十社の会」に所属している。

（執筆：フィスコアナリスト　村瀬智一）

＜SI＞