日本コンセプ、今期経常を32％上方修正

　日本コンセプト <9386> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(16:40)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比20.9％減の29.3億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の25.8億円→34.1億円(前期は47億円)に32.3％上方修正し、減益率が45.2％減→27.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→13.1億円(前年同期は22.5億円)に2.7倍増額し、減益率が78.6％減→41.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.4％減の8.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の21.1％→18.8％に低下した。

株探ニュース