前引け：全面高、業種別では全３３業種中、２８業種が上昇

　前引けの日経平均株価は１９１．４６円高の１０３９６．４８円、ＴＯＰＩＸは１４．６３ポイント高の９１３．２４ポイントで終了。東証１部の値上がり銘柄数は９８４、値下り銘柄数は５２７。出来高は８億９９６０万株、売買代金は６９００億円でした。

　米国では、１月のＩＳＭ製造業景況指数が市場予想を上回ったことから、ＮＹダウは３日ぶりに反発。日本でも米株高に加え１ドル＝９０円台後半の円安が好感され、日経平均・ＴＯＰＩＸともに大幅高で前場の取引を終了。業種別株価指数は、全３３業種中、２８業種が上昇しました。

　昨日の２２５先物は大和・クレディスイス・ＪＰモルガン・野村・ＢＮＰパリバ・ゴールドマンサックスが買い越し。ドイツ・モルガンスタンレー・メリルリンチ・バークレイズが売り越し。

　個別では、昨年１０～１２月期の連結営業利益が四半期ベースで過去最高を記録、ＫＢＣ証券がレーティングを「ホールド」から「バイ」に格上げしたディー・エヌ・エー<2432.T>、大和証券がレーティングを「３」から「２」に格上げしたマンダム<4917.T>、第３四半期営業損益が１００億円超の黒字との観測報道が流れたいすゞ<7202.T>、１月に８３万５０００株／５億６７０５万６０００円の自社株買いを実施したと発表した上組<9364>、いちごアセットマネジメントが保有比率を従来の６７．７９％から６８．８％に増やしたことが判明したアセットマネジャーズＨＤ<2337.J>、メリルリンチ証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたシチズンＨＤ<7762.T>、通期の経常利益計画を９１億円から１２１億円へ上方修正した日本曹達<4041.T>、発行済み株式総数の３．４％相当の１０万株を上限に自己株式を取得すると発表した太陽工機<6164.Q>などが上昇しました。

　半面、野村ＨＤ<8604.T>が保有する同社株を最大１５０万株売り出しを行うと発表したジャフコ<8595.T>、三菱ＵＦＪ証券がレーティングを「２」から「３」へ、目標株価を１８００円から１７００円へ、それぞれ引き下げたダスキン<4665.T>、クレディスイス証券がレーティングを格下げした日立化成<4217.T>＆第一三共<4568.T> 、いちよし経済研究所がレーティングを「Ａ」から「Ｂ」へ、フェアバリューを１０００円から９００円へ、それぞれ引き下げたＫＩＭＯＴＯ<7908.T>などが下落しました。

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